2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

甲子園の目標再確認 花咲徳栄

チームは30日、同校グラウンドで午後1時から約5時間、休憩を挟みながら軽く調整を行った。 ウォームアップ、キャッチボール、トスバッティングの後、内野手と投手はノックをこなし、外野手はダッシュを繰り返した。その後、野手は室内練習場で打撃マシン…

甲子園に向け練習再開 花咲徳栄

チームは29日、オフを1日挟み、午後2時すぎから同校で甲子園へ向けた練習を再開した。 あいにくの雨でグラウンドが使えず、野手陣は雨天練習場で打撃マシンを相手に、約4時間ほど打ち込みを実施。球数を多く打つより、一球一球のスイングを確かめるよう…

花咲徳栄、一夜明け優勝実感 疲労回復へ完全休養

27日の埼玉大会決勝で春日部共栄を下し、10年ぶり2度目の甲子園出場を決めた花咲徳栄は優勝から一夜明けた28日、練習は行わず、完全休養日とした。 ナインは午前、加須市役所を表敬訪問した後、学校に戻って解散。自宅に帰ったり、寮で休んだりするな…

史上初、私立が8強独占 今大会を振り返って

昨年と同数の159チームが参加した今大会は「がんばろう日本」を合言葉に、東日本大震災からの復興を誓って開幕した。高校球児のひたむきなプレーが感動を呼び起こし、人々に勇気や希望を与える。見る側もやる側も野球がある日常のありがたみを再確認した…

仲間のため好投誓う 花咲徳栄・松本晃岳投手

「(決勝で)出番がなかった悔しさはないです。チームが勝てたから」。この言葉に偽りはなかった。27日、県営大宮球場で行われた決勝は、花咲徳栄が10年ぶり2度目の栄冠を勝ち取り閉幕した。優勝の瞬間、一際輝く笑顔でナインの輪に飛び込む一人の選手…

仲間への感謝胸に… 春日部共栄・竹崎裕麻投手

◇仲間への感謝胸に…春日部共栄・竹崎裕麻投手 帽子のつばには、3年生部員全員の名前が書かれている。「エースになれたのはチームが支えてくれたから」。この日も仲間を信じ、投げ抜いた。 入学時は野手志望だったが、本多利治監督が素質を見抜いて投手に抜…

花咲徳栄、10年ぶりV 春日部共栄に2−1

第93回全国高校野球選手権埼玉大会最終日は27日、県営大宮球場で決勝が行われ、Aシード花咲徳栄がCシード春日部共栄を2−1で下し、10年ぶり2度目の栄冠を獲得した。花咲徳栄は8月6日に甲子園で開幕する全国大会に埼玉代表として出場する。 夏初…

共栄、6年ぶり王手 本庄一、劇的再現ならず

◇先輩の助言生かし完投 春日部共栄 逆転の本庄一打線を相手にエース竹崎が146球、6安打2失点で完投。直球を低めに集め、切れのあるスライダーを織り交ぜながら打たせて取る投球を披露。「自分の投球ができた」と満足そうだ。 トレーナーを通じて、高校…

徳栄、雪辱へ2年連続 浦学、春夏の夢消える

◇冷静さ取戻し5番新井先制打 花咲徳栄 5番新井が先制打を放ち、チームを決勝へ勢い付けた。 新井は一回、2死一、三塁の好機に空振り三振。冷静さを欠いてしまい、高めの直球に手を出してしまった。だが、すぐに「三振して吹っ切れた」と気持ちを切り替え…

花咲徳栄−春日部共栄 きょう決勝 高校野球埼玉大会

(26日・県営大宮) 第12日は準決勝が行われ、Aシード花咲徳栄とCシード春日部共栄が27日の決勝に勝ち進んだ。花咲徳栄は2年連続3度目、春日部共栄は6年ぶり8度目の進出。両校の決勝での対戦は初めて。 春の県大会優勝の花咲徳栄は選抜大会代表…

きょう4強激突 準決勝の見どころ 高校野球埼玉大会

第93回全国高校野球選手権埼玉大会は20日、県営大宮球場で花咲徳栄−浦和学院(10時)、本庄一−春日部共栄(12時30分)のカードで準決勝が行われる。 春の県大会を制した昨夏準優勝のAシード花咲徳栄は10年ぶり2度目の優勝を目指す。初戦の2回…

「夏は気持ち」壁破る 春日部共栄−狭山ヶ丘

◇鎌田「4番の仕事」目覚めの初アーチ 春日部共栄 眠れる大砲が、ついに覚醒した。4番鎌田が公式戦初本塁打の先制ソロアーチを含む4安打の活躍。「4番の仕事ができた」と笑顔を見せた。 0−0の四回、狭山ヶ丘エース桜井岳の甘く入ったスライダーを狙い打…

設楽好投、逆転呼ぶ 本庄一−浦和実

◇小さなバッテリー躍動 本庄一 身長165センチのエース設楽と166センチの捕手・岡野。“小さなバッテリー”が2年連続の4強入りへ大きく貢献した。 5試合連続の逆転勝ちで準決勝進出を決めた本庄一の須長監督は、「ちっこくても頑張ればこうなるんだ。…

浦和学院、序盤連打で決着 浦和学院−秀明英光

◇狙い球をしぼり 森、チーム初得点 浦和学院 敵失で逆転した一回、1死から得点圏に走者を置き、森がバットでのチーム初得点をたたき出した。チームを波に乗せる一打に森は「内に入ってくるスライダーをうまく打てた」と、してやったりの表情を浮かべた。 秀…

春の王者手堅く 球種絞り左腕攻略 花咲徳栄−武南

◇気持ち切り替え 打たせる投球に 花咲徳栄 四回まで被安打3、1失点だったエース北川。五回から八回までは「打たせる投球」で全て三者凡退に仕留める好投を見せた。 この日「マウンドに立ったら調子が良かった」と北川。コントロールも良く、速球も走ったこ…

ベスト4決まる 花咲徳栄−浦和学院、本庄一−共栄

(24日・県営大宮ほか) 第11日は準々決勝が行われ、花咲徳栄、浦和学院、本庄一、春日部共栄がベスト4に入った。 Cシード春日部共栄はDシード狭山ヶ丘を4−1で下し、6年ぶり11度目の準決勝進出。昨年優勝の本庄一はBシード浦和実に4−2で競り…

頂点に向け8強激突 見どころ 高校野球埼玉大会

第93回全国高校野球選手権埼玉大会は24日、県営大宮と市営大宮の両球場で準々決勝4試合が行われ、ベスト4が決まる。5回戦までにAシード上尾など公立勢がすべて敗退。立教(現立教新座)が私立初の甲子園出場を果たしてから26年がたち、史上初めて…

狭山ヶ丘、上尾下す 初の私立8強独占 あす準々決勝

(22日・県営大宮ほか) 第10日は3球場で5回戦8試合が行われ、史上初めて私立校がベスト8を独占した。秀明英光はCシード大宮東に8−6で逆転勝ちし、初の8強入り。狭山ケ丘はAシード上尾に2−1でサヨナラ勝ちし、22年ぶりの準々決勝に進出した…

大きな兄追い燃焼 鷲宮・増渕投手、5回戦で敗退

鷲宮高OBでプロ野球ヤクルトで活躍する増渕竜義投手を兄に持つ、今大会屈指の左腕、増渕雅也投手(鷲宮高3年)が22日、上尾市営球場であった5回戦で昨年王者の本庄一高に敗れ、姿を消した。「大きな兄」と向き合い、ひたむきに白球を投げ抜いた夏に幕…

亡き祖母を思いレギュラー獲得 春日部・中山尋斗二塁手

最後の打者が打ち取られるのを二塁走者として見届けると、頭の中が真っ白になった。同時に、野球を続けてきたこれまでの思い出があふれてきた。 小学2年から野球を始めた。時間さえあれば、祖父母や母などが一家総出で応援に駆け付けてくれた。高校で野球部…

「最高の夏」忘れない 川越西・鎌田選手 先制打も敗退

◇チームに両親に「感謝」 「監督、チームメート、そしてこんな状況でも野球を続けさせてくれた両親に感謝したい。ありがとう」。東日本大震災による福島第1原発事故で福島県立双葉高から転校した川越西3年、鎌田尚幸選手の最後の夏が終わった。チームは4…

川越東、川越西下す 本庄一は連続サヨナラ

(21日・県営大宮ほか) 第9日は雨天順延を2日挟み、3球場で4回戦の残り8試合が行われ、ベスト16が決まった。秀明英光はDシード埼玉栄を5−2で下し、10年ぶりの5回戦進出。2連覇を狙う本庄一はCシード市川越に延長十回、3−2で2試合連続サ…

台風で2日順延、21日に再開予定 高校野球埼玉大会

埼玉大会は19日、雨のため3球場で予定されていた4回戦8試合がすべて順延となった。また、県高野連は、台風が接近する20日も試合をせず、21日以降に再開することを決めた。 この決定に伴い、19日と21日に予定されていた試合は、それぞれ21日と…

師弟の挑戦続く 立教新座・高林監督 初采配の夏終わる

市営大宮球場で18日に行われた南稜−立教新座は、Dシード立教新座が3−6で南稜に惜敗。冬に就任した高林孝行監督(43)の初采配の夏が終わった。日本代表としてアトランタ五輪で銀メダルを獲得。華々しい経歴を誇るOB監督は試合後、「悔しい思いしか…

狭山ヶ丘など16強 朝霞、シードに逆転勝ち

(18日・県営大宮ほか) 第8日は3球場で4回戦8試合が行われ、狭山ヶ丘が小川にコールド勝ちし、22年ぶりに16強入りした。朝霞はDシード所沢北に5−3で逆転勝ち。南稜はDシード立教新座を6−3で下した。聖望学園はDシード川口に3−2で競り勝…

腕の変調克服 4番の意地 大宮西・西浦和平右翼手

「打ってやる。絶対にあきらめるな――」 右翼の位置からマウンドのチームメートを思った。味方投手が初回に相手打線につかまって大量7失点。投手の心情や悔しさを誰よりも知るだけに、何とか打撃で援護したかった。 小学生の頃から投手一筋だったが、昨夏に…

本庄一、逆転サヨナラ 浦和北−松山、流れ決めたリタッチ

(17日・県営大宮ほか) 第7日は6球場で3回戦の残り16試合が行われ、4回戦に進出する32校が決まった。 昨年王者の本庄一は3点を追う九回に4点を奪い、深谷一に6―5で逆転サヨナラ勝ち。Dシード埼玉栄は栄北を3―2のサヨナラで下した。川越東…

復帰支えた仲間に感謝 早大本庄3年 八木信輔捕手

「流れを変えてやる――」 先頭打者で迎えた五回。3球目の内角高めの直球を振り抜くと、打球はきれいな放物線を描いて左翼スタンドへ吸い込まれた。四回に味方の失策で先制点を許したが、試合を振り出しに戻す貴重な一打となった。 1年生の夏、退部届を出し…

被災した祖父の希望に 上尾の森選手

「じいちゃんの生きる希望になる」―。16日、県営大宮球場で行われた伝統校対決はAシード上尾が熊谷商を3―2で下した。その上尾に、人一倍強い思いを抱いてグラウンドに立つ選手がいる。三塁コーチを務める森一将(かずゆき)選手(3年)。3月11日の…

上尾、競り合い制す 熊谷商、土壇場で古豪の誇り

(16日・県営大宮ほか) 第6日は7球場で3回戦16試合が行われ、サヨナラ勝ちが4試合あり、そのうち3試合が延長の熱戦となった。 Dシード所沢北は滑川総合に延長十一回、3―2でサヨナラ勝ち。聖望学園は所沢中央を延長十二回の末、4―3のサヨナラ…