2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

花咲徳栄「声援を力に変え」 旗授与に選手ら健闘誓う

3月22日開幕の「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する花咲徳栄高校で27日、センバツ旗の授与式と壮行会が開かれた。 生徒や教職員ら約1600人が見守る中、毎日新聞さいたま支局の小出禎樹支局長と県高野連…

愛情込め2500羽、花咲徳栄高・父母会が千羽鶴

ブルーの下地にオレンジで“花”―。母親たちから愛情たっぷり、花咲徳栄カラーの千羽鶴が選手たちに贈られた。 鶴の数は横50、縦50の2500羽に加え、袖には部員106人の甲子園への意気込みが綴られた鶴も添えられている。 花の文字に躍動感を出すため…

第85回センバツ:浦学主将ら、活躍を誓う さいたま市表敬

3月22日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する浦和学院の選手らが26日、さいたま市役所を訪れ、清水勇人市長らに大会での活躍を誓った。 市役所を訪ねたのは、同校…

夢は咲く・徳栄(下)新たな課題…足りぬ「我慢」克服へ

浦和学院に圧勝したチームの評判は広まり、関東大会の優勝候補の一つに挙げられた。 「気が緩んで勝てなくなるのが怖い」。不安を感じた根建洸太主将(2年)は秋の県大会直後の練習の際、こう呼びかけた。 「県で優勝したからといって甲子園に行けるわけじ…

「実りある4日間」 浦和学院・森監督、静岡合宿に手応え

24日に4日間にわたった静岡合宿から戻ってきたチームは25日、全体での練習は行わず、午後4時すぎから個人練習を約2時間実施。各自が課題の克服に努めた。 静岡合宿では、紅白戦を連日行うなど、実戦中心のメニューを消化。寒さの影響で、埼玉では一度…

夢は咲く・徳栄(上)悔しさ忘れず…甲子園に向け始動

「負けは取り返せない。この悔しさを忘れず、先輩たちの分まで(甲子園への切符を)とるぞ」 夕日が差し込む野球部寮のミーティングルーム。しんと静まりかえった室内に、岩井隆監督(43)の声が響き渡った。昨夏の県大会準々決勝終了後、泥だらけのユニホ…

「低い速い打球徹底」 花咲徳栄、2日連続シート打撃

チームは24日、午前9時から同校グラウンドで約7時間の全体練習を行った。 メンバーはアップ後、室内3カ所でマシンをセット。午前中いっぱいを使ってバントとエンドランの練習をし、体に染み込ませた。午後は、シートノックで基本を確認してからシート打…

徳栄・楠本が打撃好調アピール、関口は制球難反省

選抜大会開幕まで1カ月を切ったチームは23日、午後1時すぎから約4時間の全体練習を実施。この日から新たなクールに突入し、メニューにシート打撃が組み込まれるなど、本格的な実戦練習が始まった。 走者付きノック後に行われたシート打撃では関口、小暮…

夢は咲く・浦学(下)気持ち一つで変わるよ…先輩の言葉で奮起

◇チーム一丸で3連覇 秋の県大会4連覇を逃し、意気消沈する選手たち。チーム内に漂う重い空気を取り払ったのが、夏に引退した3年生だった。 「気持ち一つで変わるよ」 明石飛真前主将(3年)は後輩に熱く語りかけた。チーム全員が同じ目標に向かって戦う…

夢は咲く・浦学(上)関東大会3連覇…その裏に歴史的大敗

◇悔しさ、胸に再出発 野球部の部室やトレーニング室の壁に、「あの日」の試合を伝える新聞記事のコピーが張ってある。余白には黒のマジックペンで「浦学 歴史的大敗」という文字。史上初となる関東大会3連覇の裏に、「あの日」があった。 「他のチームより…

「全てで連係図る」 浦和学院、21日から静岡合宿

21日から4日間の静岡合宿を翌日に控えたチームは20日、同校グラウンドで午後2時から約5時間の練習を実施した。 キャッチボールに続き、トスバッティングを入念に行った。受け手は平らなミットを装着し、手首を立ててしっかり正面に落とす練習を繰り返…

徳栄、短時間で“濃い練習” アメリカンノックで汗流す

チームは19日、午後4時すぎから約2時間の全体練習を行った。 アップ、キャッチボールに続き、外野手は1カ所でアメリカンノック、投手陣はブルペンでピッチングを実施。内野陣は同じ守備位置の選手を1グループとし、捕手を除く四つのポジションをローテ…

夢は咲く・花咲徳栄:第85回センバツ高校野球/6

◇思いやりの心学ぶ 小栗慎也投手(2年) 昨秋の県大会決勝の浦和学院戦。三回終了後、ベンチの岩井隆監督に続投を直訴した。「投げきる気持ちがないとダメ。完投するつもりだった」。九回を6安打2失点に抑え、チームを優勝に導いた。 左腕から繰り出す直…

夢は咲く・花咲徳栄:第85回センバツ高校野球/5

◇積極プレーで好機生かす 多田友哉選手(1年) 長打力と勝負強さが魅力。昨秋の公式戦は、1年生ながら外野手に定着。出場9試合で打率は3割を超え、9打点を挙げた。村上直心(なおし)コーチは「中学時代から経験豊富で物おじしない」と評する。 中学3…

センバツ出場県代表2校、上田知事を表敬訪問

3月22日に開幕する第85回選抜高校野球大会に出場する浦和学院と花咲徳栄の監督、選手たちが18日、上田清司知事を表敬訪問し、甲子園へ向けての決意を述べた。 訪れたのは浦和学院の小沢友紀雄校長、森士監督、山根佑太主将、服部将光副主将、花咲徳栄…

夢は咲く・花咲徳栄:第85回センバツ高校野球/4

◇勝負強いバッティングを 古川澄也選手(1年) 昨夏の県大会準々決勝の浦和学院戦。1点を追う九回表の好機で、代打として打席に立った。無我夢中でバットを振ったが、結果は内野ゴロ。試合後、先輩からの慰めの言葉が胸に響いた。「もう2度目はない」。好…

浦学「一丸で全国制覇」 選抜旗授与式で意気込み

ナインは16日、同校体育館で行われた選抜旗授与式に出席。参加した1年生800人の前で選抜大会での活躍を誓った。 式では小沢友紀雄校長に代わり、石原正規副校長が「支えてくれた人の顔、応援してくれた人の声を胸に刻み、一日一日を充実したものにして…

夢は咲く・花咲徳栄:第85回センバツ高校野球/3

◇甲子園では目立ちたい 松本隼平選手(2年) 甲子園を初めて訪れたのは中学2年の時。足を一歩踏み入れると、スタンドの大観衆と大きなグラウンドが眼前に広がり、選手たちの熱気が伝わってきた。「ここに立ちたい」。甲子園を目指すことを心に誓った。 中…

夢は咲く・花咲徳栄:第85回センバツ高校野球/2

◇勝負強さ身につけ 森大希選手(2年) 栃木県那須塩原市出身。豊かな自然に囲まれた中で、小学生時代から野球に打ち込んだ。「負けるのは嫌い」。柔らかい笑顔が印象的だが、内には熱い闘志を秘める。 しかし入学当初、精神面の弱さを岩井隆監督から指摘さ…

夢は咲く・花咲徳栄:第85回センバツ高校野球/1

3月22日に阪神甲子園球場で開幕する第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)。3年ぶり3回目の出場を決めた花咲徳栄の主力選手を中心に、センバツにかける思いなどを聞く。【川畑さおり】◇芽生えたエースの自覚 関口明大投手(2年) あの一…

徳栄、精力的に基礎力強化 実戦イメージ、走塁練習

チームは午後4時すぎから約4時間の練習を実施した。水曜日は週に1度のトレーニング日。選手たちはランニング、ウエート、補強などのトレーニングと内容の濃いメニューを消化した。技術的な練習はしなかったが“野球につながるトレーニング”を意識し、各自…

第85回センバツ:川口高の書道部員、4校の校名を揮毫

県立川口高校の書道部員4人が、3月22日開幕の第85回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)の入場行進で使われるプラカードの出場校名を書き上げた。同校書道部は「書の甲子園」の愛称で知られる第21回国際高校生選抜書展で北関…

夢は咲く・浦和学院:第85回センバツ高校野球/6

◇一球一球を大切に 服部将光選手(2年) 昨夏の甲子園で代打として出場した。アルプススタンドから聞こえてくる大歓声とグラウンドの熱気に圧倒された。「すごい場所だった。また戻りたいと思った」 昨秋の公式戦は外野手に定着。13試合に出場し12安打…

浦学投手陣、“砂場トラック”でダッシュ 足腰を鍛練

2年生が13日まで修学旅行で不在のため、チームは1年生のみで活動。15日は午後2時から約5時間の練習を行った。 アップ、キャッチボール、トスに続き、野手陣はシートノック。室内に移動し、マシン相手の打ち込み、ティー打撃、最後はウエートトレーニ…

夢は咲く・浦和学院:第85回センバツ高校野球/5

◇最後まで諦めずに 斎藤良介選手(2年) 中学時代にテレビで見た試合が、今も印象に強く残っている。 09年夏の甲子園決勝。中京大中京(愛知)に6点をリードされた日本文理(新潟)が九回2死から猛反撃し、1点差まで詰め寄った。「野球は最後まで分か…

夢は咲く・浦和学院:第85回センバツ高校野球/4

◇怖さ知り、一球を大事に 高田涼太選手(2年) あの試合を忘れることができない。 昨夏の甲子園の天理(奈良)戦。二回2死三塁で、三塁線に転がった打球への反応が遅れ、右ふくらはぎを直撃した。打球が転がる間に走者は生還し、追加点を許した。その後も…

夢は咲く・浦和学院:第85回センバツ高校野球/3

◇足生かしチームに貢献 久保和輝選手(2年) 野球を始めたのは小学2年の時。中学時代のポジションは捕手だったが、浦学入学後に外野手に転向した。当初は慣れない守備に戸惑ったものの、先輩たちのアドバイスを受けながら練習に打ち込んだ。「守備はまだま…

夢は咲く・浦和学院:第85回センバツ高校野球/2

◇チーム得点源の一人 木暮騎士(ないと)選手(2年) 1年時からベンチ入りし、昨春のセンバツに出場したが、2試合で1安打に抑え込まれた。「今大会はきちんと打って、チームに貢献したい」と雪辱に燃える。 昨秋の公式戦は持ち前の選球眼の良さを発揮し…

夢は咲く・浦和学院:第85回センバツ高校野球/1

第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)が3月22日、阪神甲子園球場で開幕する。3年連続9回目の出場となる浦和学院の主力選手を中心に、センバツへの目標や野球への思いを聞く。◇一試合一試合全力で 小島和哉投手(1年) 左…

花咲徳栄マネジャー・荒井幹博君、全力でナインサポート

「一緒に戦う仲間として見てくれるのでうれしい」 第85回記念選抜高校野球大会に出場する花咲徳栄のマネジャー、荒井幹博君(2年)は笑顔を見せる。 群馬県桐生市出身。11年に入部後、外野手のレギュラーを目指して練習に取り組んでいた。しかし昨年6…