2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧
◇Aシード浦和学院「三拍子そろう関東王者」 試合巧者ぶりを発揮し、春の県大会と関東大会を制した。「走攻守」にバランスが取れ、埼玉史上初の4連覇を狙う。「攻」 上位から下位まで切れ目がない。スイッチヒッターの1番石田は、春季県大会では、チーム一…
第91回全国高校野球選手権埼玉大会は7月10日から、県営大宮など11球場で158チームが参加して開幕する。今大会は群雄割拠の混戦が予想され、例年以上の熱い夏になりそうだ。戦乱を盛り上げる注目の8人を紹介する。◇2度の敗戦が原動力 4年連続、…
「公立校絶頂の名勝負 熱闘2時間56分の決勝戦」 ことしで91回を迎える夏の高校野球埼玉大会。上尾、熊谷商ファンならずとも、高校野球のオールドファンが真っ先に挙げる名勝負がある。1981年、第63回大会決勝は天候不順の影響で8月1日の開催と…
今年の熊谷商のテーマは「原点に帰ろう」。昨夏の北埼玉大会で4強に進んだことで、「慢心が生まれてしまった」とチームに緩みを感じた現監督の江原正幸。昨秋、今春ともに北部地区予選で敗れ、江原は故・斎藤秀夫が監督を務めていた時代の「選手心得10カ…
「商売の甲子園を目指そうと思って」。熊谷商野球部OBでかつて同部コーチを15年間務めた橋本哲夫は、熊谷市内で居酒屋「甲子園」を営んでいる。夜のとばりが降りると、すぐに店内はジョッキを手にした酔客の野球談義でにぎやかになる。 橋本は、故・斎藤秀…
腕を組んで、どっかとベンチに腰を下ろして微動だにしない。それが上尾を夏4度の甲子園、1975(昭和50)年には全国4強まで押し上げた故・野本喜一郎のお決まりのスタイルだ。口数も少なかったというのが、卒業生たちの一致した評。一週間、「ご苦労…
「とんでもない所に来てしまった」。熊谷商卒業生で現在、不動岡の監督を務める富永明則は「笑顔の優しい監督だな」と故・斉藤秀雄に引かれて入部したものの、すぐさま後悔したという。罵声8割、褒め言葉2割。約4キロのバット2本を持っての素振り千回は…
夏の埼玉大会で史上初の3連覇を達成した浦和学院の森士監督は上尾OB。現在、上尾OB監督は森監督を含め9人。熊谷商OB監督は、江原現監督を含めて3人が県内で活躍している。名将2人の遺伝子は今年も夏の大会を彩ってくれそうだ。<1>名将の教え脈々 OB…
「南北の王者が中心に」浦和学院−越ヶ谷ゾーン 前回南埼玉大会優勝の浦和学院、同北埼玉大会王者の本庄一が名を連ねる激戦区。4連覇を狙うAシードの浦和学院は5回戦での対戦が見込まれるDシードの聖望学園戦がヤマか。昨夏の主力が健在なノーシードの本…
7月10日に県営大宮球場で開幕する第91回全国高校野球選手権埼玉大会の組み合わせ抽選会が19日、さいたま市民会館おおみやで行われ、前回より1チーム増の出場158チームの対戦が決まった。選手宣誓は小鹿野の大森脩弘主将が務め、開会式後の開幕試…