2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

センバツへ・駆けろ球児/下 鷲宮高

◇練習重ね培う粘り 「4分でやるぞ。よし行け」。掛け声と共に整備用のトンボを担いだ選手らがグラウンドに駆け出した。「しゃ、しゃ、しゃ」と軽快な音が響く。その様子を腕を組んで見守っていた柿原実監督は「勝てる喜びは一瞬。このために人の何十倍苦労…

ドラフト指名、3位3人 県関係選手に喜び

28日のプロ野球のドラフト会議では、県関係の選手の名前が相次いで挙がった。浦和学院高校の南貴樹投手はソフトバンクから、飯能南高校からホンダ(狭山市)に進んだ武藤祐太投手は中日から、それぞれ3位指名されチームメートから祝福を受けた。花咲徳栄…

センバツへ・駆けろ球児/中 浦和学院高

◇思いやり、後輩へ継承 授業が終了した午後4時。真っ白い練習用のユニホーム姿の野球部員が小走りにグラウンドに集まって来た。秋から後輩にバトンタッチした3年生37人。新チームの1、2年生の練習を手伝うためだ。 最初に現れたのは本橋優希内野手。3…

センバツへ・駆けろ球児/上 春日部共栄高

◇てっぺんへ「心ひとつ」 「てっぺんとるぞ」。「よっしゃあ」。威勢のよい掛け声に合わせ、グラウンドに寝そべった選手らが一斉に腹筋を始めた。歯を食いしばりながらも笑みがこぼれる。練習後に行われる筋力トレーニング。全員の前に立ち、掛け声を張り上…

秋季高校野球関東大会チーム紹介<下>鷲宮

選手は小粒ながら、チームは粘り強く、しぶとく接戦をものにしてきた。浦和実との3位決定戦では点の取り合いを制し、12年ぶりの関東大会切符をつかんだ。 投手は左腕2枚看板が自慢。上投げの栗田は防御率1・64と安定感がある。最速130キロの直球と…

秋季高校野球関東大会チーム紹介<中>春日部共栄

浦和学院に力負けした決勝を除けば、エース竹崎を中心に守りからリズムをつくり、安定した戦いぶりで5年ぶりの関東大会出場権を手にした。 防御率0・54と好投した右腕竹崎はテンポの良さと制球力が持ち味。最速136キロの直球を主体にスライダー、カー…

秋季高校野球関東大会チーム紹介<上>浦和学院

来春の第83回選抜高校野球大会への最終関門となる第63回秋季関東大会は30日から5日間、県営大宮球場と市営大宮球場で行われる。開催県3校と関東6県の上位2校を合わせた計15校が選抜大会出場が確実となるベスト4入りを目指す。 埼玉からは浦和学…

浦学 準々決勝から登場 秋季高校野球関東大会

来春の第83回選抜高校野球大会の出場選考の参考となる第63回秋季関東高校大会(30〜11月3日・県営大宮ほか)の組み合わせ抽選会が15日、東京都内で行われ、出場15校の対戦相手が決定した。 今大会は本県開催のため、埼玉から代表3校が出場。県…

プロ志望届を188人が提出 浦和学院の南も

全日本大学野球連盟と日本高校野球連盟は14日、プロ入りを希望する選手に義務付けた「プロ野球志望届」の提出を締め切り、同日午後5時の時点で188人(大学93人、高校95人)の届け出があったと発表した。未提出の選手は28日のドラフト会議で指名…

鷲宮、猛追かわし関東へ 秋季高校野球県大会

両チーム計25安打が飛び交う乱打戦を鷲宮が粘り強く制した。 鷲宮は五回まで10安打で6得点。1点差に詰め寄られた後の七回1死二、三塁で増渕がスクイズを決め決勝点とした。点の取り合いで一度もリードを許さず、栗田、遠藤の継投で逃げ切った。 浦和…

浦学V 共栄下し2年連続 秋季高校野球県大会

横綱対決は浦和学院に軍配―。秋季県高校野球大会最終日は4日、県営大宮球場で決勝と3位決定戦が行われ、浦和学院が決勝で春日部共栄に3−0で勝ち、2年連続11度目の栄冠に輝いた。3位決定戦は鷲宮が浦和実を7−6で下し、残り1枠の関東大会出場権を獲…

春日部共栄、浦和学院が関東大会出場へ 秋季県大会

(3日・県営大宮) 第7日は準決勝が行われ、第1シード春日部共栄と第2シード浦和学院がそれぞれ勝って決勝に進出。3枠ある関東高校大会(10月30〜11月3日・県営大宮、市営大宮)の出場権を獲得した。残り1枠は浦和実と鷲宮が3位決定戦で争う。…

春日部共栄―浦和実、浦和学院―鷲宮 きょう準決勝

秋季県高校野球大会は3日、県営大宮球場で準決勝2試合が行われる。カードは第1シード春日部共栄−浦和実(10時)、鷲宮−第2シード浦和学院(12時30分)。3枠ある関東高校大会(10月30日〜11月3日・県営大宮、市営大宮)出場権を懸けた戦い…

鷲宮、持ち味全開で8年ぶりの4強 秋季高校野球県大会

◇粘りの野球浸透 鷲宮 粘り強く守って、しぶとく好機を生かす。持ち味が板についてきた鷲宮が県大会3試合連続の逆転勝ちで8年ぶりの4強進出。柿原監督は「個人では力がないけれど、大会を経験する中で、みんなで戦う色が出てきた」と満足そうに振り返る。…

浦実、延長戦制す 秋季高校野球県大会

浦和実が延長十回に決勝点を奪い、埼玉栄との接戦を制した。 2−2の十回、浦和実は2死三塁から原田の三ゴロが相手失策を誘い勝ち越し。打線は12安打しながら11残塁と攻めあぐねたが、エース鈴木が要所を抑えて完投した。 2点を先行された埼玉栄は、1…

浦学、投打で圧倒 秋季高校野球県大会

浦和学院が投打で聖望学園を圧倒し、五回コールド勝ちした。 浦和学院は二回1死二塁から石橋の中越え三塁打で先制。なおも荒井、小林の適時打など、打者一巡の猛攻で一挙6得点。三、五回にも2点ずつを加えた。先発佐藤は五回参考ながら、無安打無得点試合…

共栄、9得点で快勝 秋季高校野球県大会

投打に勝る春日部共栄が、小刻みに加点し、朝霞に七回コールド勝ちした。 春日部共栄は一回1死二、三塁から鎌田の中越え適時三塁打で2点を先制。二回には1死一、三塁から小泉の犠飛で1点を追加するなど、五回まで毎回得点で朝霞を突き放した。 朝霞は三…

4強が決定 あす準決勝 秋季高校野球県大会

(1日・市営大宮ほか) 第6日は準々決勝4試合が行われ、鷲宮が50年ぶりの4強進出を目指した慶応志木に3−1で逆転勝ちし、8年ぶりのベスト4に進出した。 浦和実は延長十回の末、3−2で埼玉栄を振り切り、5年ぶりの4強入り。第1シード春日部共栄…

朝霞、逆転で8強 秋季高校野球県大会

(30日・上尾市民) 第5日は引き分け再試合となった3回戦1試合が行われ、朝霞が所沢北を7−6で下し、6年ぶりの準々決勝に進出。ベスト8が出そろった。 朝霞は4−5の八回、群司の適時三塁打で同点とすると、田頭の内野ゴロが敵失を誘って勝ち越し。…