2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
熱戦が続く第93回全国高校野球選手権大会で、埼玉代表の花咲徳栄は9日の1回戦で智弁和歌山に1−11で大敗し姿を消した。これで埼玉県勢の夏の甲子園での通算成績は54勝55敗となり、最初期を除けば初の黒星先行となった。悲願の大優勝旗を目指す以前…
強豪を相手に10安打。決して力を発揮できなかったわけではない。初回に初ヒットを決めるも、けん制でアウトになった田中悠生選手(3年)は「みんな焦っていた。守備が乱れ、走塁ミスが続き、点につなげることができなかった」。それでも、全校生徒の半数…
「腕がつぶれてもいい」。9点差がついた八回から二番手で登板した右腕松本晃岳(あきお)投手(三年)は、強力打線に全力で向かった。二回を投げて3安打1失点。チームは敗れたが、「夢のような時間だった」と喜びをかみしめた。 昨春の選抜大会は、ベンチ…
二回無死。相手4番のバットが快音を放った。頭上に飛んでくるライナー性の打球を見て、「打球が死んでいる。取れる」。大きく横に跳び、打球はグラブの先に収まった。好守に甲子園の大観衆がどよめいた。 身長1メートル69ながら、50メートル走は6秒、…
本塁打を含む被安打10で、七回まで投げて交代した。試合後、「最後までマウンドを降りたくなかった」と、エースとしての意地を口にした。 昨秋の県大会は初戦で敗退した。「四死球を出すのが怖い」「野球をやめたい」と母・清美さん(46)に弱音を吐いた…
第93回全国高校野球選手権大会第4日は9日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、埼玉代表で10年ぶり2度目の出場となった花咲徳栄は、春の選抜大会ベスト8の智弁和歌山に1―11で敗戦。春夏合わせて過去3度の出場で初めて初戦敗退した。 この日最高…
第93回全国高校野球選手権大会第4日は9日、甲子園球場で1回戦4試合が行われる。第4試合に埼玉代表で10年ぶり2度目出場の花咲徳栄が登場。7年連続19度目出場で今春の選抜大会ベスト8の智弁和歌山と対戦する。 花咲徳栄は試合前日の8日午後、大…
花咲徳栄は9日の1回戦で、智弁和歌山との初戦を迎える。チームは7日、午後1時30分から京都府のNTT西日本淀総合運動場で2時間30分の調整を実施した。 バントとエンドランだけで試合を進めるバントゲームを約30分行い、その後はフリー打撃に約1…
第93回全国高校野球選手権は6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開会式を行い、埼玉代表の花咲徳栄ら49代表校による15日間の大会が開幕した。今大会は「がんばろう日本」をスローガンに掲げ、東日本大震災からの復興を支援する大会として位置付けられて…
チームは5日、午前9時から甲子園で開会式のリハーサルに参加した。その後、午後3時から兵庫県の須磨翔風高校グラウンドで2時間、打撃練習中心の調整を行った。 フリー打撃では左の打撃投手のほか、2台のマシンで左のカーブと直球打ちをこなした。両翼9…
第93回全国高校野球選手権大会は、49代表校が参加して兵庫県西宮市の甲子園球場で6日に開幕し、15日間の熱戦がスタートする。5日は午前9時から入場行進、選手宣誓などのリハーサルを行う。 入場行進は、前回大会で優勝した興南高(沖縄)が先頭。今…
第93回全国高校野球選手権大会(6日から15日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪国際会議場で行われ、10年ぶり2度目の出場となる花咲徳栄は大会4日目の9日、第4試合で甲子園常連校で選抜大会ベスト8の智弁和歌山と1回戦を争うことが決…
チームは2日朝に埼玉を出発し、新幹線で午後に大阪に到着した。同4時30分から30分間、甲子園練習に臨んだ。 初めにシートノックを行い、次に1カ所バッティングを実施した。打撃練習では背番号10の松本が登板。野手全員が打席に立ち、レギュラーは3…
花咲徳栄は1日、加須市の壮行会に参加。大橋良一市長をはじめ、松本正行市議会議長らから市民とともに、エールを送られた。 大橋市長は「素晴らしい夢をわれわれに与えてくれることを期待している」とあいさつ。市内の旧騎西高校に集団避難している福島県双…
チームは31日、同校グラウンドで午後1時から約3時間、全体練習を行った。野手陣はウオームアップの後、室内で打ち込みを実施。マシンを相手にバントとエンドランの際の打撃を練習し、残りはティーバッティングで外角打ちをこなした。 エース北川ら投手陣…