2009-01-01から1年間の記事一覧

栄北、打線爆発で快勝 秋季高校野球地区大会

(15日・岩槻川通ほか) 東、西部が開幕。東、西、北部で1回戦15試合、南部で代表決定戦5試合が行われた。 南部は大宮北が延長10回、5−4で朝霞西にサヨナラ勝ちして県大会に進出。朝霞は尾崎が被安打2、14奪三振の好投で、川口に1−0の完封勝…

南稜、逆転で県大会へ 秋季高校野球地区大会

(14日・上尾市民ほか) 南部で代表決定戦5試合、北部で1回戦4試合が行われた。 南部は、南稜がシード大宮東に2−1で逆転勝ちし、県大会出場を決めた。埼玉栄は徳丸が被安打6、13奪三振の完封で小松原を3−0で退け、西武台は新座柳瀬に快勝。浦和…

立教新座が圧勝 朝霞は大宮工に快勝 秋季高校野球地区大会

(13日・県営大宮ほか) 南部で1、2回戦の計4試合が行われた。 1回戦を実施したI組では、シードの立教新座が11−1でいずみに6回コールド勝ち。大宮は開智を4−3で下し、ともに代表決定戦へ進んだ。2回戦のJ組では、朝霞がシードの大宮工に4−0…

浦和実、競り勝つ 熊谷はコールド発進 秋季高校野球地区大会

(12日・県営大宮ほか) 南、北部で各組1回戦計11試合が行われた。 南部は、G組の大宮北が蕨に延長10回の末、5−4でサヨナラ勝ち。D組シードの浦和実は大宮西に4−2で競り勝った。同組の浦和は市浦和に6−5で逆転勝ち。E組の大宮南は3−2で川…

新座柳瀬が初戦突破 夏4強の川口青陵破る 秋季高校野球地区大会

(11日・県営大宮ほか) 南北の2地区が開幕し、計12試合が行われた。 南部は、C組の新座柳瀬が今夏の全国高校選手権埼玉大会4強で前回準優勝の川口青陵を9−6で破った。B組の大宮東は延長10回の末、慶應志木を1−0で下し、同大会準優勝のA組の…

149校が選抜狙う あすから秋季高校野球地区大会

来春の第82回選抜高校野球大会につながる、秋季県高校野球地区大会の組み合わせが全4地区で決まった。昨年より1チーム減の149チームが参加。東部は増減なく、西部は1チーム、北部は2チーム増え、南部は4チーム減った。 大会は11日に南北、15日…

成徳大深谷が2連覇 高校野球北部新人大会

高校野球の北部地区新人大会が16日から24日まで、熊谷市の熊谷公園球場など4球場で開かれた。成徳大深谷が2年連続の優勝を達成、深谷市宿根の同校に再び優勝旗を持ち帰った。 新チームになって最初の公式戦。本庄一や上尾、松山、滑川総合、東農大三な…

誇り胸に 県勢3選手、25日からアジアAAA野球選手権

高校生年代で争う第8回アジアAAA野球選手権大会(25−29日・韓国)の日本代表18人に埼玉から、島津裕真内野手(浦和学院)、芹沢拓也投手(埼玉栄)、西村祐希捕手(春日部共栄)の3人が選ばれた。メンバーは千葉県で合宿(19−23日)を行い、…

夢舞台 次はジョッキー 3年・長町卓矢君

「自分の分も頑張って」。聖望学園の一塁側アルプス席では、野球部の長町卓矢君(3年)が、他の部員と踊りながら、声をからしていた。 この日の試合に合わせ、夜行バスで応援に駆けつけた。ほかの3年生部員は全員、2日から兵庫県入りしていた。ぎりぎりま…

1点もぎ取る執念の適時打 西村凌選手

5点差を追う9回裏2死二塁。聖望学園の5番打者西村凌(3年)が打席に入った。 「最後の打者にはならない。勝つためにつなぐ」 内角直球を、詰まりながらも右方向へはじき返した。打球は、ふらふらと上がった。 「落ちてくれ――」。願いながら走ると、右翼…

最後の夏、「泣き虫」に涙なし 聖望学園 河合賢人捕手

一回、エース・佐藤勇吾の立ち上がり。先頭打者に死球を与えると、「僕も勇吾も焦ってしまった」。この回、3連打などで都城商のスコアボードに重すぎる「4」が点灯。最後まで、その差を縮めることができず、164センチの小柄な“司令塔”は「投手と捕手の…

春と夏では雰囲気違った 聖望学園・3年、佐藤勇吾投手

調子は悪くなかった。試合前日の練習ではメニューを自分で考えた。岡本監督は「自信がなければできないこと」と話した。しかし、埼玉大会で強豪校を次々と倒す原動力でもあった打者に向かっていく強い気持ちは見られなかった。 144キロの直球とカットボー…

聖望学園、初戦敗退 都城商に1−5 序盤の失点重く

第91回全国高校野球選手権大会第4日は13日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、6年ぶり3度目出場の聖望学園は1−5で都城商(宮崎)に敗れた。聖望学園が初戦敗退を喫したのは、初出場した1999年の第81回大会以来、10年ぶり2度目。 埼玉大…

打撃陣が快音連発 仕上がりに手応え 13日都城商戦

初戦を翌日に控えたナインは12日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で午後1時から最後のトレーニングに励んだ。 いよいよ迎える本番に向けて、ナインの表情が引き締まってきた。打撃練習では子安、城戸、西村が快音を連発。各選手が気持ち良さそうに打ち…

佐藤、仕上がり順調 野手陣も気合入れ直し 聖望学園だより

待望の晴天の下でナインは11日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で午後1時から2時間調整。トレーニング後は汗を流しに銭湯に出掛けた。 試合形式の練習を行った。エース佐藤は主将の子安ら主力7人に投球。しなやかに腕を振り、球速、制球ともに申し分…

プラス思考で調整 聖望学園だより

台風9号に見舞われたナインは10日、京都府内の室内練習場で午前9時15分から約3時間練習した。 試合も13日に順延になった。本来なら初戦は11日だったが、マイナス要素をプラスに変えて取り組んでいた。「調整がしっかりできる」と外野の本所。狭い…

打撃確認、響く快音 聖望学園だより

ナインは9日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で練習する予定だったが、雨天のため同県の市尼崎高室内練習場で調整した。 正午の練習開始予定が午後2時30分に変更。初戦(1回戦)で対戦する都城商(宮崎)のビデオ研究などをした後、バスで移動した。…

聖望学園、堂々の行進 「負ける気しない」 全国高校野球開幕

第91回全国高校野球選手権大会は8日、兵庫県西宮市の甲子園球場で、埼玉代表の聖望学園をはじめ、49代表校が参加して開幕。会場には4万人が詰め掛け、15日間の熱い戦いが始まった。 炎天下の中、開会式は皇太子さまが出席され、午前9時から行われた…

開会式予行後に調整 聖望学園だより

ナインは7日、午前中は甲子園球場で開会式のリハーサルに参加し、午後は兵庫県の伊丹北高で軽めの調整を行った。 午前6時20分に甲子園球場に到着したナインは、待ち時間の長さに疲れた様子。だが、リハーサルが始まると普段通りに落ち着いて行進に臨んだ…

聖望、初戦に全力 球児の熱戦・8日開幕

6年ぶり3度目出場の聖望学園が初戦で対戦する都城商は28年ぶり2度目の出場。宮崎大会計5試合で無失策と堅守のチーム。聖望学園も堅い守備を身上とするだけに、拮抗した戦いが予想される。 ここを抜けると2回戦では左の好投手、池田と月田をそろえる熊…

聖望学園、初戦は都城商(宮崎)と対戦 11日第3試合

第91回全国高校野球選手権大会(8日から15日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が5日、大阪国際会議場で行われ、聖望学園は大会第4日の11日、1回戦で都城商(宮崎)と第3試合で顔を合わせることになった。 聖望学園の子安史浩主将は緊張した面持ちで…

「聖地」の感触確認 聖望、練習に手応え 甲子園練習

ナインは3日、待望の甲子園で練習した。 「聖地」での調整は午前11時30分からの30分間。わずかな時間を惜しむかのように、選手らはグラウンドの感触を確かめた。登録外選手がシートノックを行い、レギュラーメンバーは守備に就いてメニューをこなした…

聖望ナイン出陣、大阪入り 聖望学園だより

8日に開幕する全国高校野球選手権に出場する飯能市の聖望学園高校野球部の壮行会が2日午後、同市役所別館2階で同校生徒や保護者、市民約500人が参加して行われた。当初は市役所前広場で実施する予定だったが、あいにくの雨で急きょ場所を移した。同校…

甲子園メンバー18人決定 聖望学園だより

チームは1日、同校のグラウンドで甲子園メンバー18人を発表した。岡本監督は「18人を選んだが、全員でやることには変わりない。みんなで頑張ってほしい」と語った。 メンバー発表は打撃や守備練習などの午前トレーニング後、午後になってから行われた。…

甲子園に向け始動 エース佐藤「心身ばっちり」

第91回全国高校選手権に出場する聖望学園は31日午後、同校グラウンドで約2時間の軽めの調整。甲子園に向けてチームが始動した。 30日は完全オフでナインらはリフレッシュした様子。埼玉大会の疲れを見せず、ランニングや打撃練習に励んだ。5回戦から…

聖望学園、甲子園で飛躍誓う 上田知事を表敬訪問

29日に6年ぶり3度目の甲子園出場を決めた聖望学園は30日、上田清司知事を表敬訪問した。上田知事は、「昨春の選抜大会決勝に応援に行ったときの思いが残っている。決勝のスケジュールは空けておく」と激励した。 聖望学園は関純彦校長、表隆則部長、岡…

投高打低 聖望、堅守光る 大会回顧 高校野球埼玉大会

聖望学園が6年ぶり3度目の夏の甲子園キップを手にして、29日に閉幕した第91回全国高校野球選手権埼玉大会。スター選手は少なかったが、高校生らしい「全員野球」の好チームが目立った。 4強は、聖望学園、埼玉栄、春日部東、川口青陵だった。私立と公…

白球対決 ボーク誘い2回一気 聖望学園

先頭の城戸愉快が四球で出ると、西村凌は右前打で続き、無死一、三塁。一塁上の西村は、前夜にビデオで見た埼玉栄の右腕・島野隼輔のスキを思い出していた。「けん制はしてこない」。すかさず盗塁を決めた。 無死二、三塁で6番小島尚幸は、しきりにバントの…

“普段着野球”貫けず 島野、父への恩返し次の舞台で 埼玉栄

飯沼の投ゴロを聖望学園・佐藤がキャッチすると、夏11年ぶりの甲子園が消えた。接戦を勝ち抜いた埼玉栄だが、決勝は1点差で涙。「甲子園は遠くて近く、近くて遠い。信じられない点の取られ方だった」。細淵監督は力なく話した。 島野が先発し、芹沢がつな…

勝敗分けた美技 佐藤、笑顔絶やさず粘投 聖望学園

勝利が決まると次から次へと選手は佐藤に抱き付いた。まるで今季を象徴するかのようなシーン。1本の柱を何本もの柱で支える「全員野球」。選抜大会準優勝の称号を持ちながら、2年連続初戦敗退した昨夏。ついに、聖望学園復活の夏を迎えた。 持っているすべ…