立教新座が圧勝 朝霞は大宮工に快勝 秋季高校野球地区大会

(13日・県営大宮ほか)

 南部で1、2回戦の計4試合が行われた。

 1回戦を実施したI組では、シードの立教新座が11−1でいずみに6回コールド勝ち。大宮は開智を4−3で下し、ともに代表決定戦へ進んだ。2回戦のJ組では、朝霞がシードの大宮工に4−0で快勝。川口は大宮光陵を13−1の5回コールドで退け、いずれも代表決定戦に進出した。

 H組1回戦の浦和商−岩槻は、岩槻が出場を辞退したため、浦和商の不戦勝となった。

 14日は南部で代表決定戦5試合、北部で1回戦4試合が行われる。

 西部地区で大井が出場辞退したことに伴い、16日に所沢球場の第2試合に組まれていた飯能南−東野戦は、16日の川越初雁球場で第3試合に行われることになった。

◇本気がチーム変える 川口

 南部J組の川口が、大宮光陵を圧倒。富沢監督は「本気で戦おうとする選手たちが、チームを変えた」とたたえる。

 果敢な走塁が5回コールド勝ちの呼び水となった。2−1の4回2死1、3塁で重盗が成功。サインは一塁走者の盗塁だったが、捕手の送球が高いとみるや、三塁走者の早乙女が本塁を陥れた。早乙女は「自分たちらしさが出た」と喜ぶ。

 流れをつかむと、5回は7連打を含む8安打で9点を奪取。主将の安田は「みんなで一つになれた」と胸を張った。

埼玉新聞