打撃確認、響く快音 聖望学園だより

 ナインは9日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で練習する予定だったが、雨天のため同県の市尼崎高室内練習場で調整した。

 正午の練習開始予定が午後2時30分に変更。初戦(1回戦)で対戦する都城商(宮崎)のビデオ研究などをした後、バスで移動した。「実戦から遠ざかり粗くなった」と岡本監督。打撃中心にトレーニングし、ティーバッティングやマシンを使って基本の再確認を行った。

 説明にも時間をかけ、岡本監督は「頭で分かっていれば体も動くようになる」と話した。左右の好投手をそろえる都城商を想定した練習では左腕岡本監督も登板。ナインはアドバイスに耳を傾けながら快音を響かせた。

 試合も11日から12日に繰り下がり、岡本監督は「間延びするんで急きょ紅白戦を考えたい」と困ったような表情。だが、「ちょうど打撃が上向きになるころかな」とすぐに気持ちを切り替えた。

埼玉新聞

※10日の試合も順延になったため、聖望の試合は13日に繰り下がり(8月10日現在)