聖望学園、甲子園で飛躍誓う 上田知事を表敬訪問

 29日に6年ぶり3度目の甲子園出場を決めた聖望学園は30日、上田清司知事を表敬訪問した。上田知事は、「昨春の選抜大会決勝に応援に行ったときの思いが残っている。決勝のスケジュールは空けておく」と激励した。

 聖望学園は関純彦校長、表隆則部長、岡本幹成監督、子安史浩主将、本所宏章副主将が訪問。県高野連の松田敏男会長、高間薫理事長も訪れた。

 子安主将は、「県内158チームの代表として全力で笑顔でプレーし、楽しく自分たちの野球がやりたい」と誓いの言葉を述べた。

 決勝で五回2死満塁のピンチで飛球を好捕でしのいだ本所副主将は、「挑戦者のつもりで一日一日を大切に過ごしたい」と意気込んだ。

 チームはこの日練習がオフとなり、選手たちは大会期間中に使用した合宿所の清掃などを行った。聖望学園は8月2日に大阪入りする予定。

埼玉新聞