チームは18日午前、甲子園練習に臨み、切れのある動きで、球場の感触を確かめた。 守備練習では外野手はクッションボールの処理、中継プレーの距離感を入念にチェック。打撃練習では、走者を一塁に置いた状態で、各自が低くて速い打球を意識し打ち返した。…
初戦となる土佐(高知)との2回戦を1週間後に控えたチームは17日、午後2時から甲子園練習を30分間行った。 まず実施したシートノックで、入念に確認したのが甲子園独特のフライ対策。森監督(右打ち)と中村コーチ(左打ち)が交互に飛球を放ち、内外…
◇ベンチ右端で選手見守る稲垣前監督 夕暮れのグラウンドで、花咲徳栄の選手たちが一塁側ベンチ前に整列し、静かに手を合わせる。ベンチ右端の机の上には、色あせた青色の帽子とTシャツ、手袋が入った透明のケース。花咲徳栄の監督として12年間指揮を執っ…
◇強豪の基礎築いた3代目・野本監督 第85回記念選抜高校野球大会に出場する浦和学院。甲子園常連校となった同校の礎を築いたのが、3代目監督の野本喜一郎さん(享年64)だ。森士監督(48)は県立上尾高野球部時代、当時監督だった野本さんの下で野球…
22日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであった。 県勢最多の3年連続9回目となる浦和学院(さい…
阪神甲子園球場で22日に開幕する「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に合わせ、毎日新聞社は浦和学院(さいたま市)と花咲徳栄(加須市)の校名と、センバツ応援イメージキャラクター入りのポスターを作製した。 イメー…
15日に関西入りするチームは14日、同校グラウンドで出発前最後の練習を行った。 午前は各自が課題に取り組み、午後からは走者付きノック、シート打撃など約5時間の全体練習に汗を流した。練習の合間には、道具や荷物をトラックに積み込んだ。 森監督、…
選抜大会開幕を9日後に控えたチームは13日午後、同校グラウンドで甲子園メンバー18人を発表した。 メンバーは昨秋の明治神宮大会から2人が入れ替わった。昨秋同様、エースナンバーは新2年生左腕の小島和哉が付ける。左翼手の服部将光が背番号7に返り…
第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する浦和学院には、4人の女子マネジャーがいる。「気持ちよく練習できるように」と、バットなどの道具磨きや掃除、ユニホームの整理といった仕事を一手に引き受け、選手たちを裏方から支えている…
選抜大会開幕を11日後に控えたチームは11日午後、同校グラウンドで全体練習終了後に甲子園メンバー18人を発表した。 メンバーは、昨秋の関東大会から1人だけ入れ替わった。 エースナンバーは関口明大、若月健矢が背番号2など17番までは関東大会と…
◇希望 県立川越工業高校(川越市西小仙波町、寺山弘校長)で10日、卒業式があった。264人の卒業生の中には、東日本大震災と直後の東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県立小高(おだか)工業高校(同県南相馬市)から転校した大浦裕太さん(18)…
沖縄合宿中の浦和学院は10日、中部商グラウンドで同校などと練習試合を行い、2戦2勝した。 第1試合は中部商に3−2で逆転勝ち。2点を追う五回に相手の2失策が絡み同点。六回にも敵失で勝ち越した。先発の山口は4四死球を出しながら6安打11奪三振…
9日に沖縄合宿を終えたチームは10日、同校グラウンドで練習を再開。メンバーは合宿で挙がった課題の克服に努めた。 沖縄合宿では練習試合を4試合行い3勝1敗と勝ち越した。だが犠打が決まらなかったり、一発で仕留められない場面が多かったようで、バン…
沖縄合宿中の浦和学院と合宿最終日となった花咲徳栄は9日、練習試合(ともに2試合)を沖縄県内各地で行い、両校とも1勝1敗だった。 浦和学院は昨秋のレギュラーが中心に出場した浦添商(沖縄)戦は2−1で接戦を制した。 一回に伊藤、木暮の連続タイムリ…
沖縄合宿中の浦和学院と花咲徳栄は8日、この日から解禁となった練習試合を沖縄県内各地で行い、両校とも初戦を白星で飾った。 エース小島が先発した浦和学院は山口、野村、涌本と無失点リレーで宮古(沖縄)に4−0で快勝。森監督は久しぶりの実戦に「投手…
第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に向け、沖縄県で合宿中の花咲徳栄は6日、久米島野球場で練習に汗を流した。島民が朝早くから球場を訪れ、選手たちのプレーを熱心に見守った。 久米島での合宿最終日となったこの日、チー…
第85回選抜高校野球大会(22日開幕・甲子園)の大会事務局は6日、甲子園練習の日程を発表した。17日から3日間で割り当て時間は各校30分間。17日は午前10時、18、19日は午前9時にスタートする。 練習日程と順番は次の通り。<お詫び> 練…
気持ちを前面に出し、強烈なキャプテンシーを発揮する―。これが浦和学院の歴代の主将像だ。そういった意味で山根は一味違った感じに映る。 今年1月に、生涯初の主将に就任した。もともと口数が多い方ではなく、プレーで仲間にメッセージを伝えるタイプ。そ…
22日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する花咲徳栄は、大会に向けて2日から沖縄県の久米島で合宿を始めた。人口約8500人の同島で沖縄県外の高校が合宿を行うの…
第85回選抜高校野球大会の開幕まで2週間と少しに迫った。浦和学院、花咲徳栄ともに沖縄合宿を敢行し、いよいよチームづくりも佳境だ。目指す全国の頂へ、エースや主砲はもちろん、復活を期す者、陰でチームを支える者…など、両校のキーマン、5人ずつに迫…
22日に開幕する「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する花咲徳栄高校(坂巻守男校長)の生徒約1200人が4日、野球部の活躍を願いグラウンドに鮮やかな人文字を描いた。毎日新聞社のヘリコプターが上空から撮…
4日から沖縄での2次合宿(11日まで)に臨むチームは出発前日の3日、約6時間の全体練習を実施。ほとんどの時間を基礎練習に割いた。 キャッチボール後のトスバッティングでは、平らミットを使い、真下にボールを落とすことや足を動かすことを意識付けし…
3月22日開幕の「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する花咲徳栄高校の壮行会が1日、同校の地元の加須市役所であった。 地元町内会や市の野球連盟など各団体と市職員ら約150人が参加。岩井隆監督は「粘り強く…
3月22日開幕の「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する花咲徳栄高校で27日、センバツ旗の授与式と壮行会が開かれた。 生徒や教職員ら約1600人が見守る中、毎日新聞さいたま支局の小出禎樹支局長と県高野連…
ブルーの下地にオレンジで“花”―。母親たちから愛情たっぷり、花咲徳栄カラーの千羽鶴が選手たちに贈られた。 鶴の数は横50、縦50の2500羽に加え、袖には部員106人の甲子園への意気込みが綴られた鶴も添えられている。 花の文字に躍動感を出すため…
3月22日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する「第85回記念選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する浦和学院の選手らが26日、さいたま市役所を訪れ、清水勇人市長らに大会での活躍を誓った。 市役所を訪ねたのは、同校…
浦和学院に圧勝したチームの評判は広まり、関東大会の優勝候補の一つに挙げられた。 「気が緩んで勝てなくなるのが怖い」。不安を感じた根建洸太主将(2年)は秋の県大会直後の練習の際、こう呼びかけた。 「県で優勝したからといって甲子園に行けるわけじ…
24日に4日間にわたった静岡合宿から戻ってきたチームは25日、全体での練習は行わず、午後4時すぎから個人練習を約2時間実施。各自が課題の克服に努めた。 静岡合宿では、紅白戦を連日行うなど、実戦中心のメニューを消化。寒さの影響で、埼玉では一度…
「負けは取り返せない。この悔しさを忘れず、先輩たちの分まで(甲子園への切符を)とるぞ」 夕日が差し込む野球部寮のミーティングルーム。しんと静まりかえった室内に、岩井隆監督(43)の声が響き渡った。昨夏の県大会準々決勝終了後、泥だらけのユニホ…
チームは24日、午前9時から同校グラウンドで約7時間の全体練習を行った。 メンバーはアップ後、室内3カ所でマシンをセット。午前中いっぱいを使ってバントとエンドランの練習をし、体に染み込ませた。午後は、シートノックで基本を確認してからシート打…