花咲徳栄、甲子園メンバー発表 「一番、力出せる選手」

 選抜大会開幕を11日後に控えたチームは11日午後、同校グラウンドで全体練習終了後に甲子園メンバー18人を発表した。

 メンバーは、昨秋の関東大会から1人だけ入れ替わった。

 エースナンバーは関口明大、若月健矢が背番号2など17番までは関東大会と同じ顔触れと番号。新2年生の右腕井上祐太が18番を獲得した。ポジション別では、投手が4人、捕手2人、内野手8人、外野手4人。学年別では新3年生が15人、新2年生が3人選ばれた。

 選手全員の前でメンバー18人を読み上げた岩井監督は「沖縄遠征から帰ってきて、『今、一番力を出せるかな』というメンバーを選んだ。目指すのは甲子園で勝ち続けること。そこを徹底的に追求していく」とベンチ入り選手に、自覚とさらなる意識の向上を求めた。

 昨秋の県大会以来のメンバー入りを果たした井上は「投げる場面があったら、メンバーに入れなかった先輩や仲間の思いを背負い、日本一になるために全力投球したい」と目を輝かせていた。

 チームは12日の練習後の深夜に、関西へ出発。和歌山、大阪などで練習試合を11試合行い、大会に備える。

埼玉新聞