愛情込め2500羽、花咲徳栄高・父母会が千羽鶴

 ブルーの下地にオレンジで“花”―。母親たちから愛情たっぷり、花咲徳栄カラーの千羽鶴が選手たちに贈られた。

 鶴の数は横50、縦50の2500羽に加え、袖には部員106人の甲子園への意気込みが綴られた鶴も添えられている。

 花の文字に躍動感を出すために、設計図まで作成。選抜大会出場が決まってから母親たちが鶴を折り、主にカーテンレール、ビニールひもを駆使してつなぎ合わせた。甲子園の浜風対策にストローを刺し、横ぶれしないようにとの工夫も施してある。微調節を重ね、この日の午前にようやく完成したという。

 発案者の高橋大喜内野手の母・けい子さんは、「はつらつとしたプレーができるようにみんなで作りました。頂点目指して頑張って」とナインの活躍を願っていた。

埼玉新聞