浦和学院、本番へ精鋭18人発表 森監督「束になって戦う」

 選抜大会開幕を9日後に控えたチームは13日午後、同校グラウンドで甲子園メンバー18人を発表した。

 メンバーは昨秋の明治神宮大会から2人が入れ替わった。昨秋同様、エースナンバーは新2年生左腕の小島和哉が付ける。左翼手の服部将光が背番号7に返り咲き、右腕山口瑠偉は18から10番に上がった。遊撃手の川井俊希と左翼手の前田優作が昨秋の地区大会以来のベンチ入りを果たした。

 ポジション別では、投手が5人、捕手が1人、内野手が6人、外野手が6人。学年別では新3年生が16人、新2年生が2人選ばれた。

 メンバー発表前には、森監督が「ウラガクは全員野球。一人一人が役割を果たし、束になって戦おう。勝つために必要な思いをチームにぶつけるように」と、ベンチ入りメンバーだけでなく選手全員に、語り掛けた。

 応援団長の池ノ上、スコアラーを務める木藤ら背番号をもらえなかった選手たちからエールを受け取った主将の山根は、「みんなの思いを背負って、責任を持ったプレーをしたい」と気持ちを入れ直していた。

埼玉新聞