2011-08-10から1日間の記事一覧

花咲徳栄、好機生かせず 強豪相手に10安打

強豪を相手に10安打。決して力を発揮できなかったわけではない。初回に初ヒットを決めるも、けん制でアウトになった田中悠生選手(3年)は「みんな焦っていた。守備が乱れ、走塁ミスが続き、点につなげることができなかった」。それでも、全校生徒の半数…

けが克服し憧れのマウンド 花咲徳栄・松本晃岳投手

「腕がつぶれてもいい」。9点差がついた八回から二番手で登板した右腕松本晃岳(あきお)投手(三年)は、強力打線に全力で向かった。二回を投げて3安打1失点。チームは敗れたが、「夢のような時間だった」と喜びをかみしめた。 昨春の選抜大会は、ベンチ…

緻密な野球体現 大塚健太朗遊撃手(3年)

二回無死。相手4番のバットが快音を放った。頭上に飛んでくるライナー性の打球を見て、「打球が死んでいる。取れる」。大きく横に跳び、打球はグラブの先に収まった。好守に甲子園の大観衆がどよめいた。 身長1メートル69ながら、50メートル走は6秒、…

仲間信頼し大舞台へ 花咲徳栄・北川大翔投手

本塁打を含む被安打10で、七回まで投げて交代した。試合後、「最後までマウンドを降りたくなかった」と、エースとしての意地を口にした。 昨秋の県大会は初戦で敗退した。「四死球を出すのが怖い」「野球をやめたい」と母・清美さん(46)に弱音を吐いた…

花咲徳栄、初戦敗退 智弁和歌山に1−11

第93回全国高校野球選手権大会第4日は9日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、埼玉代表で10年ぶり2度目の出場となった花咲徳栄は、春の選抜大会ベスト8の智弁和歌山に1―11で敗戦。春夏合わせて過去3度の出場で初めて初戦敗退した。 この日最高…