現地入りすぐ甲子園練習 花咲徳栄
チームは2日朝に埼玉を出発し、新幹線で午後に大阪に到着した。同4時30分から30分間、甲子園練習に臨んだ。
初めにシートノックを行い、次に1カ所バッティングを実施した。打撃練習では背番号10の松本が登板。野手全員が打席に立ち、レギュラーは3球ずつを打ちこなした。
メンバーで唯一、昨春の選抜大会を経験している遊撃手の大塚は「去年と一緒だった」と頼もしい口ぶり。エース北川はマウンドに立ち、捕手を座らせて約20球を投げ込んだ。「マウンドからの景色が大きい。早く投げたい」と待ち望んだ。
特に注意深く取り組んだのは内外野のカットプレーの連係。ロスなく、素早く返球できるように何度も繰り返した。右翼手で主将の広岡は「長打を打たれたら、内野にしっかり投げないといけない」と気を引き締めた。
岩井監督は「カットプレーはうちが大事にしているところ。選手が行き過ぎてしまったり、球場の広さに戸惑っていた。これから話し合う」と調整に余念がなかった。
ナインは3日、組み合わせ抽選会に参加する。
(埼玉新聞)