2010-07-13から1日間の記事一覧

役割の自覚促し束ねる 秀明英光・吉橋一真主将

9回表2死。大粒の雨が降りしきる中、秀明英光の主将の名前がアナウンスされた。 吉橋一真(3年)。昨秋、新チームになってから公式戦でスタメンはない。今大会2試合目となったこの場面で、出場機会を得た。 「悔いのないように思い切って振る」と決めた…

先輩が誇れる母校に… 浦和実1年・鈴木琢磨投手

「いい投球だったな」。三回裏、1年生の鈴木琢磨君がマウンドを降りると、背番号「1」を付けた3年生の菊池健太君がベンチ前で鈴木君の肩を抱いた。「先輩すみません」。帽子のつばを下げ涙を流した。 「お前の調子は尻上がりなんだから、明日は試合前に長…

最後の夏に努力結実 堂田恵耶外野手(不動岡3年)

打線が振るわず敗れた不動岡。背番号20の堂田恵耶外野手(三年)は、6番レフトで先発出場し2安打。五回にはチーム唯一の得点のホームを踏んだが、「もっと打ってみんなと勝ち続けたかった」と、泣き崩れた。 昨秋の新チーム発足後、一度はレギュラーをつ…

大井が埼玉栄破る 所沢西、延長13回制す

(12日・県営大宮ほか) 第4日は10球場で2回戦24試合が行われ、2試合でサヨナラ勝ち。大井は九回に布施の適時打で、昨年準優勝の埼玉栄を7−6で撃破。所沢西は延長十三回の末、小川を1−0で下した。 春季関東大会覇者のAシード浦和学院は浦和実…