2012-07-29から1日間の記事一覧

浦学完封、4年ぶり優勝 11回目夏の甲子園

第94回全国高校野球選手権埼玉大会(県高野連など主催)は28日、さいたま市大宮区の県営大宮球場で決勝があり、浦和学院が終盤に聖望学園を突き放して4−0で快勝、4年ぶり11回目の優勝を果たした。157チーム3007人が参加した今大会の頂点に立…

4番任され急成長 浦和学院・山根佑太選手

頂上対決の行方を決定づけたのは、4番打者のひと振りだった。 浦和学院の山根佑太選手(2年)は7回、初球の内角直球をフルスイング。感触は良かった。打球は左翼手の頭を越え、走者2人生還の二塁打。4点差をつけ、一気に突き放した。 春まで4番を担っ…

猛練習乗り越えた 浦和学院・佐藤拓也投手

9回裏、2死。浦和学院の佐藤拓也投手(3年)は、最後の打者の打球を、冷静にグラブに収めた。確実に一塁に送球しながら、一塁手の明石飛真主将(同)のもとへ駆け寄った。あの舞台にもう一度立ちたい――。その願いがかなった瞬間、笑顔があふれた。 この日…

猛攻断ち切る好守 聖望学園・田浦諒二選手

1点差で食らいついてきた聖望学園が、追い詰められていた。佐藤拓也投手(3年)を打ち崩せないまま迎えた7回表の守備。ここで追加点を奪われると厳しい。中堅手として最後方からチームを見渡す田浦諒二選手(同)の目に、仲間たちがいつもより少しだけ元…

最高の応援 夏Vに歓喜 高校野球決勝

春夏連続を狙う浦和学院か、3年ぶりの栄冠を目指す聖望学園か−。28日、県営大宮球場で行われた第94回全国高校野球選手権埼玉大会決勝。最後の試合で最高の試合をしようと、グラウンドで懸命のプレーを続ける選手たち。それを後押ししたのは、スタンドか…