2012-07-28から1日間の記事一覧

川口のエース、一番得意な球で勝負

(浦和学院2―1川口、延長10回) 「自分が抑えるしかない。一番得意な球で勝負する」 川口のエース、高窪和希投手(3年)のもとに集まった内野手が口々に声をかけた。「ここまで来たら、これまでやってきたことをやろう」 仲間たちの顔を見て、腹をくく…

春日部共栄、戦い抜いた充実感

(聖望学園4―0春日部共栄) 試合終了後、相手とのあいさつは笑顔だった。負けたが、全力で戦い終えた充実感が満ちていた。ベンチに戻ると、仲間たちが言葉をかけてきた。「ずっとチームを引っ張ってくれてありがとう」。その言葉を聞いて、鎌田雅大主将(…

気持ちで投げた738球 川口3年・高窪和希投手

十回裏1死二塁、一打サヨナラのピンチ。迎える相手打者は三回に同点打を浴びた2番林崎龍也選手。松崎泰知捕手(三年)から「一塁は空いている」とサインが出た。 腕が重い。今大会、1人でマウンドを守り、暑さで確実に体力は削られていた。七回あたりから…

決勝は浦和学院と聖望学園 高校野球埼玉大会

(27日・県営大宮) 第11日は準決勝が行われ、浦和学院と聖望学園が28日の決勝に進んだ。浦和学院は4年ぶり15度目、聖望学園は3年ぶり5度目の決勝進出。両校の決勝での対戦は14年ぶり2度目。公立校で唯一4強入りした川口は浦和学院に敗れ、2…