浦学、初戦突破に自信 打撃陣快音響かす

 浦和学院は24日、第3試合(14時)で21世紀枠の土佐(高知)と2回戦を争う。史上初の関東3連覇という看板を引っさげ、昨年の8強を上回る成績を目指し、大事な初戦を迎える。

 チームは前日の23日、兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンターなどで約4時間の練習。ナインらは気合とやる気に満ちた表情で最終調整し、初戦に備えていた。

 メニューは、投内連係を組み込んだシートノック、その後は場面を想定してのシート打撃を実施した。土佐の右投手を想定し、レギュラー組に涌本、伊藤ら右腕が登板。直球と縦に割れるカーブを中堅から反対方向に素直に打ち返すことを意識して取り込んだ。締めのフリー打撃でも、右投手の緩い球を引き付けて快音を響かせていた。

 投手陣は先発が予想される左腕小島は70球、右腕山口は78球をそれぞれブルペンで投げ込んだ。

 本番を目の前に控え、森監督は「とにかく、やってきたことを信じて、目の前の相手に全力で立ち向かうのみ」と、いつもと同じく一戦必勝の精神を強調した。

埼玉新聞