浦学、土佐投手陣対策を開始 「逆方向意識」し打ち込み

 大会3日目の24日に土佐(高知)との初戦を迎える。チームは21日、午前10時から開会式のリハーサルに臨んだ後、午前1時からは大阪府池田市の渋谷高校グラウンドで2時間の練習を実施。20日に土佐の映像を見たナインらは、この日の練習から相手投手対策を開始した。

 シート打撃では、先発が有力な相手エース宅間を想定し右上投手が登板。緩いカーブなど変化球を多めに投げ、右打
者は二塁手、左打者は遊撃手の頭の上を狙って打つことを心掛けていた。

 フリー打撃では継投が見込まれる高橋をイメージするため、右サイドからの手投げを軌道を確かめるように入念に打ち込んだ。

 緩い球を引っ掛けたら相手投手の術中にはまる可能性は大だ。それだけに「ボールにバットを潜りこませるようなイメージで、逆方向を意識したい」と鍵を握る左打ちの1番竹村は力説。横投げ攻略についても「体を開かずに、しっかり踏み込むことが大事」と、本番までテーマを持って取り組むつもりだ。

埼玉新聞