浦和学院、銚子商下し8強 秋季高校野球関東大会

 第65回秋季関東高校野球大会は27日、群馬県高崎城南球場などで開幕。1回戦3試合が行われ、埼玉県大会準優勝で3連覇とともに3年連続の選抜大会出場を狙う浦和学院銚子商(千葉2位)を3−0の完封で下し8強に進出した。29日の準々決勝で前橋育英(群馬1位)と対戦する。

 浦和学院は0−0で迎えた七回、高田の二塁打を足掛かりに1死満塁を築くと小島の右前打で先制。なおも満塁から贄(にえ)の右前打、竹村の中犠飛で2点を追加し試合を決定付けた。先発の左腕小島は立ち上がりこそ不安定だったが、尻上がりに調子を上げ四回以降は毎回3人で切って取り5安打完封。一、三回にはともに得点圏に走者を背負い安打を浴びたが、左翼手山根、右翼手斎藤の好返球でいずれも本塁刺殺。バックの堅い守備で1年生エースを援護した。

 第2日は28日、県大会覇者の花咲徳栄が登場。横浜隼人(神奈川2位)と1回戦を争う。

埼玉新聞

※28日に予定されていた試合は29日に順延となりました。そのため、29日に予定されていた準々決勝も30日に変更となります。