浦和学院、3回戦へ向け最終調整

 第94回全国高校野球選手権で26年ぶりに16強に進んだ浦和学院は19日、兵庫県西宮市の甲子園球場での3回戦で準々決勝進出を懸け、天理(奈良)と対戦する(13時)。チームは前日の18日、西宮市内で約4時間、最終調整した。

 浦和学院は1回戦でエース佐藤が7安打完封。打線も10安打を放ち高崎商(群馬)に6―0で快勝すると、2回戦では打線が大爆発。毎回の18安打、11得点で聖光学院(福島)を11―4と粉砕した。天理は26度目の出場で夏の全国制覇2度を誇る関西の強豪。前の試合同様に、相手エース・左腕中谷を早めに攻略し、マウンドから降ろしたい。

 2試合で28安打、17得点をマークした浦和学院打線に、森監督は「練習のイメージのまま、本番でも振れている選手が増えてきた」と好調の要因を挙げ、ナインと挑む初の3回戦にも「おごらず気負わず、一球に集中して戦うのみ」と平常心を強調した。

埼玉新聞