浦学・高崎商の監督対談 甲子園で11日対戦

 4日目の第1試合(11日、午前8時)で対戦する浦和学院森士(おさむ)監督と高崎商の富岡潤一監督が対談し、互いのチームの印象や意気込みなどを語った。

 ―相手の印象。

 森「古豪で県を代表する学校」

 富岡「全国でも名が知れ渡っている強豪。選抜でもベスト8に入り、とても力がある」

 ―警戒する選手。

 森「エースの関君。彼を攻略できないことには先は見えてこない。打者では1番の内田君。柔らかい打撃をする」

 富岡「全員の経験値が高いが、中でも佐藤君は投打で身体能力が高い」

 ―鍵を握る選手。

 森「佐藤が中心。ただ彼を取り巻く前後の選手。打者なら2、4番。守備でもセンターラインが機能すれば、勝機は見えてくる」

 富岡「なかなか打てないので、県大会同様に関が粘り強く投げてくれるか」

 ―予想される試合展開。

 森「間違いなくロー(スコア)ゲーム。投手を中心にお互いが1点をしのぎ合う戦いになる」

 富岡「中盤までピンチをしのいで、接戦に持ち込めれば理想的」

 ―チームの仕上がり、雰囲気。

 森「選抜は開幕日でバタバタした中での試合だったが、今回は日程的にはいい。選手たちもリラックスして、いい時間を過ごせている」

 富岡「ここまでけが人はいないし、体調も崩してる選手もいない。万全の状態で迎えられそう。この場所で試合できる喜びを感じながらやりたい」

埼玉新聞