浦和学院、左投手対策取り組む

 チームは7日、午前9時から甲子園で開会式のリハーサルに臨んだ。その後、午後3時半から兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海球場で約1時間半練習に取り組んだ。

 アップ、キャッチボール、シートノックに続き行ったシート打撃では、この日もレギュラー組は3回りとも左投手と対戦した。合間には森監督が選手を集め、相手投手の武器である落差のあるカーブの打ち方を、身振り手振り指導。ナインも習得しようと、真剣な表情で聞き入っていた。

 5日に高崎商との対戦が決まり、昨夏の埼玉大会でエースナンバーを背負った左腕中山(現上武大1年)が左投手対策として急きょ招集された。

 中山はシート打撃に登板し、「チェンジアップを多めに交ぜたが、見極められたり、付いてくる打者が多かった。調子が良さそう」と後輩たちを頼もしく見つめた。一方で、2安打を放った2番の林崎は「悪くはないけど、まだまだムラがある。改善していきたい」と気を引き締めていた。

埼玉新聞