浦和学院、実戦意識し左腕対策 甲子園8日開幕

 前日の組み合わせ抽選会で高崎商との対戦(第4日の第1試合)が決まったチームは6日、兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンターなどで約4時間練習。早速、初戦の1回戦で対戦する高崎商の絶対的エース関を想定し、左投手対策を開始した。

 シート打撃ではレギュラー組に対して、1年生左腕小島が一回り、メンバー外の2年生左腕野村が二回り放った。犠打やスクイズを絡めて1点をもぎ取るなど、選手たちは実戦を意識しながら取り組んだ。快音を響かせていた高田は「いい投手だからこそ、一発で仕留められるように練習していきたい」と、好左腕攻略への心構えを説く。

 対戦相手、日程が決まったことでチームの士気も高まり、徐々に戦闘モードに突入していく。

 森監督は「相手うんぬんより、自分たちのペースでやることに変わりはない」としながらも、「イメージができ、プランが立つのはいいこと」。シート打撃で本塁打を放ち、好調な西岡は「ぼやけていたものが鮮明になってきた。自分が打ってチームに貢献したい」と意気込んでいた。

埼玉新聞