浦和学院が宿舎へ到着 「1日でも長くお世話に」

 浦和学院の選手は3日、新幹線を利用して関西入りした。全国高校野球選手権大会は5日に組み合わせ抽選会が開かれ、8日に開幕。4日には夢の阪神甲子園球場で練習する予定だ。

 選手たちは午前10時、JR南浦和駅に集合した。改札口を通ると、居合わせた乗降客からは「頑張ってね〜」との大きな声援や拍手がおこった。

 午後3時ごろ、兵庫県伊丹市の宿舎に到着。迎えた宿舎の関係者の前で整列し、明石飛真主将(3年)が「埼玉県の代表として日本一を目指す。1日でも長くお世話になります」と力強くあいさつした。その後、選手らは昼寝したり、さっそく自主練習でバットを振ったりして思い思いに過ごした。

 森士監督は「一戦必勝。選手のコンディションはいい。最後まで戦い抜きたい」と全国制覇に向けて意欲を見せた。

◇応援バスツアーを企画 6日から受け付け

 近畿日本ツーリストは、浦和学院を応援するバスツアーを企画した。初戦前日の午後7時半、JRさいたま新都心駅に集合し、観戦して午後10時20分に同駅到着予定。朝食と応援セット(帽子、メガホン、Tシャツ)がつく。料金は1人1万4千円。定員は200人。抽選会の翌日(6日)午前9時半から受け付ける。問い合わせは埼玉教育旅行支店(048・641・7015)。

朝日新聞埼玉版)