埼玉栄、決勝進出ならず 春季関東高校野球

 埼玉で開催されている第64回春季関東高校野球大会第4日は23日、県営大宮球場で準決勝を行い、10年ぶりにベスト4入りした埼玉栄は、選抜大会4強の高崎健康福祉大高崎(群馬・推薦出場)に0−4で敗れ、初の決勝進出を逃した。

 一回に先制の好機を逸した埼玉栄は二回、先発本間が適時打とスクイズで2点を先制された。続く三回には、健大高崎・竹内にソロ本塁打を浴び、八回には2番手板橋が適時打で4点目を奪われた。

 打線は九回、2安打と死球で1死満塁の好機をつくったが、佐々木が一直。一塁走者神山が帰塁できず、併殺でゲームセットとなった。

 最終日は24日、健大高崎と関東一(東京・推薦出場)の選抜大会4強同士の決勝が行われる(10時・県営大宮)。

埼玉新聞電子版)