上尾、花咲徳栄姿消す 春季関東高校野球

 春季関東高校野球大会第3日は16日、千葉県の市原臨海など2球場で準々決勝を行い、埼玉代表の花咲徳栄と上尾はともに敗れて4強入りを逃した。

 上尾は2回戦で選抜大会優勝の東海大相模(神奈川)を破った甲府工(山梨)に2−9で七回コールド負け。先発の三宅ら3投手が計14安打と打ち込まれた。1点を先制された三回に3番勝木田の犠飛で同点としたが、四回に三宅が味方の失策なども絡んで3失点。七回から救援した伊藤が2四死球と4安打で一挙4点を失った。

 花咲徳栄は選抜大会ベスト4の日大三(東京)に4−11で力負けした。1−1の三回に4番白石の適時打で一時は勝ち越したものの、先発の北川が四回に4安打で3点を奪われ、逆転を許した。五回には日大三の横尾にこの日2本目の本塁打となる2ランを打たれるなど、計18安打を浴びた。

埼玉新聞