上尾、花咲徳栄が8強 春季関東高校野球

 春季関東高校野球大会は14日、千葉県の市原臨海など2球場で1都7県の20校が参加して開幕。24年ぶりに出場した上尾は初戦の2回戦で、52年ぶり出場の大田原(栃木)に7−1で快勝した。県大会優勝の花咲徳栄はこちらも2回戦で樹徳(群馬)に延長十一回の末、4−3でサヨナラ勝ち。ともに8強入りした。

 上尾は一回に勝木田のタイムリ三塁打と小島のスクイズで2点を先制。五回にも勝木田の2点三塁打などで3点を奪い主導権を握った。左腕伊藤は9安打1失点で完投。花咲徳栄は同点の延長十一回1死満塁、新井が左犠飛を放ち決勝点を奪った。先発沢幡が粘り強く十一回を投げ切った。

 準々決勝は16日にあり、上尾は東海大相模(神奈川)−甲府工(山梨)の勝者と対戦(10時・袖ヶ浦)。花咲徳栄は水戸葵陵(茨城)−日大三(東京)の勝者と顔を合わせる(12時30分・市原臨海)。

埼玉新聞