花開け・徳栄のセンバツ:2日連続の順延 室内練習場で汗
第82回センバツで25日に予定されていた大会第4日の試合が雨で再び順延となり、花咲徳栄−敦賀気比(福井)戦も28日にずれ込んだ。ナインは三重県伊賀市内の室内練習場で約3時間、打撃や投球の練習に汗を流した。
ホテルに戻った根建亮太主将(3年)は「甲子園の初戦をビデオで見て、打撃の課題が確認できた。今日は低い打球を打つ練習をした」。佐藤卓也副主将(同)は「試合が延びてみんなの集中力が切れないか不安。ご飯をしっかり食べ体力を保ちたい」と話した。
岩井隆監督は「選手たちの調子はいい。試合が近づくとさらに闘志が上がるだろう」と語った。
(毎日新聞埼玉版)
◇対戦校想定し調整
2日連続で雨天順延となり、伊丹スポーツセンターでの練習が中止となったチームは25日、三重県伊賀市のミキハウス物流センター内にある室内練習場で約3時間、打撃練習などを中心に調整した。
入念なダッシュで体を温めてから打撃練習を開始。2回戦で対戦する敦賀気比(福井)を想定し、左投手用のカーブマシン、右の打撃投手、直球用の打撃マシンを打ち込んだ。選手たちは、山なりのカーブをタイミングよくとらえ、強い打球を飛ばしていた。
投手陣は五明、山口、松本の3人が21日の嘉手納(沖縄)戦以来のマウンドで約40球、軽めのキャッチボールを行った。
岩井監督は「今日は左投手を想定した練習を多くやったが、明日は右の練習もやっていく。振りは悪くない」と万全の態勢で臨むつもりだ。
(埼玉新聞)