花開け・徳栄のセンバツ:きょう嘉手納と対戦 監督対談
7年ぶり2回目の出場となる花咲徳栄と初出場で昨秋の九州大会を制した嘉手納。両校はどんなゲームを展開するのか。花咲徳栄の岩井隆監督(40)と嘉手納の真玉橋(まだんばし)元博監督(41)に互いのチームの印象や意気込みを聞いた。
◇積極的に振っていく−−花咲徳栄・岩井監督/2点までに抑える−−嘉手納・真玉橋監督
−−相手チームの印象は
岩井監督 選手たちの気持ちがまとまっていて、崩れにくい印象がある。
真玉橋監督 強打と聞いているし、投手もいいという情報もある。投打のバランスがとれている。
−−相手チームで警戒する選手は
岩井監督 バッテリーがいいと聞いているので、思い通りにされるとまずい。打者がうまく打てるかがポイントになる。
真玉橋監督 対策を取ることよりも自分たちのことで精いっぱい。エースが左腕なので、どのような投手か気になっている。
−−自チームの状態は
岩井監督 調子の良い日と悪い日が1日交代である。打線がつながらなかったりと。各選手が自分の仕事を的確にやってほしい。
真玉橋監督 16日に関西に来てからは寒くて動きが鈍かったが、暖かくなるにつれて万全の態勢に仕上がってきた。
−−理想の試合展開は
岩井監督 全く読めない。好調な相手打線に負けないよう、こちらの打線も積極的に振っていきたい。
真玉橋監督 しっかり守って失点を最小限にする野球をしたい。2点までに抑えたい。
−−試合への意気込みを
岩井監督 甲子園で選手たちがどんなプレーを見せてくれるのか楽しみ。全力でプレーすれば集中力が上がる。期待している。
真玉橋監督 やっときたかという感じ。決まってからが長かったので、ワクワクしている。早く戦っていい結果を出したい。
(毎日新聞埼玉版)