花開け・徳栄のセンバツ:開会式リハ 夢舞台踏みしめ きょう嘉手納と対戦

 第82回センバツの開会式リハーサルが20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であった。花咲徳栄ナインは行進練習であこがれの甲子園の芝をしっかりと踏みしめた。開会式は21日午前9時から行われ、花咲徳栄は同日午後0時50分からの第2試合で嘉手納(沖縄)と対戦する。

 リハーサルは午前10時から始まり、ナインはさわやかな日差しを浴びながら堂々と行進した。先頭でプラカードを持った花咲徳栄生徒会書記の冨田ひかりさん(3年)は、「今日は緊張しました。明日は明るく柔らかい表情で歩きたい」と話した。

 根建亮太主将(3年)は「落ち着いて行進できた。本番の開会式では気持ちが高ぶると思う。その勢いに乗って初戦に臨みたい」と語った。ナインは退場後に嘉手納の選手たちと球場の外ですれ違い、「互いに頑張ろう」と声を掛け合っていた。

毎日新聞埼玉版)