春季県高校野球、組み合わせ決まる

 春季県高校野球大会の組み合わせ抽選会が21日、スポーツ研修センターで行われ、各地区予選を勝ち上がった40校の対戦相手が決まった。

 昨年の秋季県大会の結果を基に、優勝した花咲徳栄が第1シード。準優勝の川口青陵が第2シードに、同大会4強同士による抽選で第3シードは春日部共栄、栄北が第4シードに収まった。

 シード校はいずれも2回戦から登場。花咲徳栄鷲宮と対戦、川口青陵は越ヶ谷と争う。春日部共栄は昨夏の全国高校選手権出場の本庄一とぶつかり、今大会屈指の好カードとなった。栄北は坂戸と顔を合わせる。

 大会は25日に開幕。県営大宮など4球場で熱戦が繰り広げられる。順調に日程が消化されれば、決勝は5月5日。上位2校が群馬県で開催される関東高校大会(5月16日から5日間)に出場する。今大会のベスト16が全国高校選手権埼玉大会(7月10日開幕)のシード権を獲得する。

▼好ゲーム必至の一戦

 いきなり強豪同士がガチンコ勝負。第3シードの春日部共栄と、昨夏の全国高校選手権北埼玉大会覇者の本庄一が初戦で対決。今大会注目の一戦が実現した。

 受けて立つ春日部共栄の本多監督は「シードは関係ない。全力で戦うだけ」と意気込み、本庄一の須長監督は「目が覚めるにはちょうどいい」と歓迎。昨夏の準々決勝と同一カードに、両指揮官は闘志を内に秘めている様子だ。

 両チームとも地区大会を順調に勝ち抜き、春日部共栄本庄一ともに故障者が復調。好ゲームは必至で、春日部共栄の主将の柳川は「昨夏のリベンジをしたい」と力を込めた。

埼玉新聞

■組み合わせ

http://www2.ttcn.ne.jp/~sai-kouyaren/h21pdf/haru21k.pdf(PC版)※県高野連HPより
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=haruken09(ケータイ版)

※日程は天候の関係で順延になる場合もあります。最新の情報は県高野連のホームページでご確認下さい