2012-08-20から1日間の記事一覧

亡き友に「ありがとう」 浦和学院3年・明石飛真主将

対戦相手の校歌が流れ、熱いものがこみあげてきた。「負けたけど、お前のために俺はやったぞ」。心の中で呼びかけたのは、亡くなった中学時代のチームメート。別々の高校に進み、甲子園での再会を誓い合った仲だった。 亡くなったのは、福田翼君(当時16歳…

浦学、攻め続けた夏 犠打で長打で、最終回まで

埼玉代表の浦和学院は19日、3回戦で天理(奈良)と対戦し、2−6で敗れた。今大会で好調だった打線は再三、好機を作ったものの、相手エースの中谷佳太投手(3年)からあと1本をもぎ取れなかった。県代表として初の全国制覇を目標に掲げていた選手たち。…

全力貫き「よくやった」 浦学敗退も選手に拍手

スクールカラーの真っ赤なスタンドが3度、歓喜に包まれることはなかった−。19日、第94回全国高校野球選手権大会3回戦で浦和学院は天理(奈良)に2−6で敗れ、準々決勝進出を逃した。それでも最後まで全力プレーを貫いた選手たちに、詰め掛けた約70…

浦学、佐藤温存が裏目 甲子園8強入りならず

(19日・甲子園) 第11日は3回戦4試合を行い、浦和学院は天理(奈良)に2−6で敗れ、26年ぶりの8強入りはならなかった。 浦和学院はエース佐藤の温存が裏目に出た。先発の右腕山口が2回3失点で降板。2番手の左腕小島も3回3失点と攻略され、劣…