2011-07-04から1日間の記事一覧

明日への絆:第93回埼玉大会(3)本庄一・坂元コディ選手

◇チームの「懸け橋」に 通訳で留学生サポート−−坂元コディ選手(本庄一・3年) 「チームの懸け橋になりたい」。本庄一の3年生、坂元コディ選手(17)が今年新たに見つけた目標だ。米国テネシー州生まれ。米国人の父と日本人の母をもち、小学4年の時に来…

乗り越えて2011夏(2)鷲宮・関口堅太君

◇左投げ二塁手、内野の柱 二遊間に右手のグラブが目いっぱい伸びる。巧みに打球をさばくと、クルッと回って一塁へ投げた。二塁手といえば右投げだが、鷲宮の関口堅太君(3年)は左投げだ。 本塁を向いている内野手は、左足が一塁方向に向かっている。左投げ…

第93回埼玉大会シード校分析(5)浦和実、大宮西

■Bシード 浦和実 昨夏初戦敗退の悔しさをバネに、秋春連続で県大会4強に入った。先発の半数以上を担う2年生の周りを経験豊富な3年生が固め、安定した成績を残した。しかし、準決勝以降の大舞台ではミスが目立ち、壁を越えられなかった。辻川監督は「負け…

乗り越えて2011夏(1)市川越・倉田晃希君

◇「亡き後輩の分まで」 5月1日、春の県大会準々決勝。市立川越の倉田晃希君(3年)は桶川戦の9回表、代打で打席に立った。芯でとらえた打球は中前に落ちた。チームは惜敗したが、公式戦で初めての安打を記録した。 「ごんちゃんのおかげだ」 ベンチには…