がんばれ浦学:疲労回復、温泉が一番 学校近くでOB経営

 浦和学院の近くに、野球部員がよく利用する日帰り温泉がある。「見沼天然温泉 小春日和」(さいたま市見沼区)で、経営する小泉正仁さん(39)は、同校の卒業生でもある。

 野球部の中村要コーチ(37)は、選手とともに昨秋の県大会の期間中も訪れた。「疲労回復に最適」と言う。西川卓選手(2年)は「右ひざが痛かった時に、普段の治療と合わせてひざを温めた」。松浦光謙選手(2年)は「疲労がたまっている時に、温泉につかりながらストレッチをやると体が軽くなるんです」と話す。

 小泉さんは「選手たちは礼儀正しく、あいさつもきちんとできる。センバツでは、成績にかかわらず人生の糧になる経験を積んできてほしい」と笑顔で話した。

毎日新聞埼玉版)