浦和学院だより:「夢、感動与えたい」選抜旗授与、奮闘誓う

 ナインは19日、午前9時から同校体育館で行われた選抜旗授与式に出席した。家庭学習期間の3年生と修学旅行中の2年生を除き、参加した1年生約900人の前で選抜大会での奮闘を誓い、甲子園のスタンドでの応援をお願いした。

 式ではまず小沢友紀雄校長が「頑張る仲間を皆で応援できる高校は全国でも一握り。生涯忘れられない思い出になる」とあいさつ。高間薫県高野連理事長は「全国4千校以上から32校が選ばれた。関東代表として頑張ってほしい」と激励した。

 その後、選抜旗が小沢校長から主将の小林賢剛に手渡された。選抜旗はスクールカラーの赤を基調に、校章に使われているシラサギをデザインして作られた。

 壇上に立った森士監督は「スタンドの声援が後押しになる。選手が勇気をもらう分、夢と感動を与えたい」と決意表明。小林が「勝って校歌をどの高校よりも多く歌えるように頑張るので応援よろしくお願いします」と意気込みを述べると会場は大きな拍手に包まれた。

埼玉新聞

◇「どの学校より校歌を多く」

 3月23日に開幕する第83回選抜高校野球大会毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援)に向けて、毎日新聞社センバツ旗を出場校に渡す「センバツ旗授与式」が19日、浦和学院さいたま市緑区)であった。選手たちは開会式で、センバツ旗を持って入場行進する。

 スクールカラーのえんじ色に白鷺を描いた旗。1年生約800人が見守る中、大坪信剛毎日新聞さいたま支局長から、高間薫県高野連理事長を経由し、小沢友紀雄校長に手渡された。校長から旗を受けた小林賢剛主将(3年)は「どの学校より校歌を多く歌えるように頑張ります」。森士監督は「少しでも夢と感動を与えられるよう練習を続けたい」と話した。

毎日新聞埼玉版)