「目標は優勝」浦和学院が6年ぶり7回目の出場決定

 第83回選抜高校野球大会の出場校が決定した28日、関東地区代表として埼玉県から浦和学院高校(さいたま市緑区)が選ばれた。同校のセンバツ出場は平成17年以来6年ぶり7回目で、甲子園出場は春夏合わせて17回目となる。

 野球部員らに出場決定を伝えた小沢友紀雄校長は「センバツ優勝をこのチームで勝ち取ってほしい」と激励。小林賢剛主将(17)は「チームカラーのがむしゃらさと強気の姿勢で、優勝に向けて勝ち続けたい。どのチームより多く校歌を歌いたい」と必勝を誓った。

 森士(おさむ)監督は「関東の代表校としてふさわしい姿で試合に臨めるよう、準備したい」と気持ちを引き締めていた。

産経新聞埼玉版)

浦和学院、校長を胴上げ

 第83回選抜高校野球大会に出場する32校が28日、決定した。「校長先生を胴上げするぞ」。浦和学院森士監督の掛け声で、出場決定を伝えに来た小沢友紀雄校長が選手に囲まれた。「いくぞ」の声とともに、小沢校長が宙を舞った。7回目のセンバツ出場。昨夏の埼玉大会は準決勝で敗れたが、新チーム結成後、60試合を超える練習試合で力を付けて関東大会を制し、明治神宮大会で4強入り。「一試合一試合積み重ねて優勝目指して頑張りたい」。小林賢剛主将は胸を張って「全国制覇」を目標に掲げた。

毎日新聞