<埼玉大会見どころ> 花咲徳栄と浦和学院リード
選抜大会出場の花咲徳栄と春の関東大会を制した浦和学院が総合力で一歩リード。
花咲徳栄は左腕五明に加え、控えの橋本、松本の投球に安定感が増して、夏を乗り切る態勢が整った。単打に犠打、足を絡める機動力野球にも磨きをかけている。
浦和学院は打線が強力。関東大会5試合のうち3試合で2けた安打を放った。2年ぶりの甲子園には197センチの右腕南の制球力がカギとなる。
左腕の好投手を擁する坂戸西、川越東の2校が続く。ともに昨秋、今春の県大会で4強入り。坂戸西は2番手投手、川越東は打線がどこまで力をつけてくるか。
ノーシードながら昨夏代表の聖望学園、実力校の春日部共栄、朝霞も侮れない存在だ。
(朝日新聞埼玉版)