花開け・徳栄のセンバツ:外野席から試合観戦

 26日に予定されている敦賀気比との2回戦を控えた花咲徳栄ナインは23日、阪神甲子園球場の外野席から試合を観戦した。小雨の中、昼食には球場おなじみのカレーライスを食べて大会の雰囲気を味わった。

 部員たち29人は、2試合目の盛岡大付中京大中京戦を観戦。並木敏郎投手(3年)は「今日のような雨でグラウンドの状態が悪い時、何に注意すべきか考えながら見ている」と真剣そのもの。引間基規捕手(同)は「前回夏の甲子園をテレビで見て、中京大中京の投手がよかった。互いに勝ち進めば準決勝で当たるのでチェックしたい」と話した。

 ナインはこの後、宿泊先近くの銭湯に行き、広い湯船で足を伸ばして体を休めた。岩井隆監督は「選手たちは初戦で心も体も疲れている。今日は休ませて明日からの練習に備えたい」と話していた。

毎日新聞埼玉版)