花開け・徳栄のセンバツ:いまどきの高校球児たち/中 監督の目

◇教師の道、甘くないぞ

 球児のプロ野球へのあこがれは今も昔も変わりません。私もそうでした。ただ、高校生にもなると、現実的に将来を考えます。好きな野球と関連づけ、理学療法士などを目指すのでしょうね。

 教員になりたい選手が多いのはうれしい限り。ただし「そんなに甘くはないぞ」と言っておきたい。いろいろな職業を選べる時代。どうせなら弁護士や医者も目指してほしい。どんな職業を目指そうとも、私は選手たちを応援します。

毎日新聞埼玉版)