第82回センバツ:21日開幕 徳栄ナイン甲子園練習 連係プレー念入り確認

 21日開幕の第82回選抜高校野球大会に出場する花咲徳栄の選手らは17日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習した。割り当ての30分間で、バウンドするボールを捕ったり、走者がいる場面での連係プレーを念入りに確認。投手陣はマウンドの感触を確かめていた。

 大阪出身の大塚健太朗選手(1年)は「幼いころから何回も来ているあこがれの舞台で盗塁を決めたい」と意気込んだ。根建亮太主将(2年)は「全力で挑み、その先にある優勝を目指したい」と決意を新たにした。

 長距離の移動や練習試合で選手たちにはやや疲れもみられるが、岩井隆監督は「これから練習時間が減るので計算通り。初戦は万全の状態で臨みたい」と話した。

毎日新聞埼玉版)