審判員80人が実践練習に汗 全国高校野球埼玉大会

 7月11日開幕の全国高校野球選手権埼玉大会の開催を前に、県高野連夏季審判講習会が県営大宮球場さいたま市大宮区)であった。受講した審判員約80人は基本動作を確認しながら汗を流した。

 10日の講習会では、南稜高校など5校の選手が協力。実際に投手が際どいコースを投げ込んだり、塁上のクロスプレーを再現したりして大声で判定した。

 県高野連審判部によると、審判員の登録者は約220人で、今大会の参加予定者は約130人。若手育成に力を入れていて、今年度は27人が登録した。

 宮古正男・審判部副部長は「ジャッジで出塁がヒットにもエラーにもなる。一生懸命な選手たちのプレーに応えられるよう、しっかり判定したい」と話した。

朝日新聞埼玉版)