がんばれ浦学:’11センバツ 朝練で汗流す

 浦和学院ナインの一日は、午前7時からの朝練習から始まる。

 まずはグラウンドとサブグラウンドを合わせた1周約700メートルを、3分ペースで8周走る。吐く息は白く、ナインは真っ赤な顔でひたすら前へ足を進める。「ラスト1周だ、頑張れ」。内田匡彦コーチ(22)の声援に背中を押され、選手たちは次々にゴールする。そして、まだ走り終えていない選手に「ラストだぞ」「頑張れ」と声をかける。中島健太選手(1年)は長距離走が苦手だが、「途中で息が上がってしまうけど、仲間が応援してくれるから最後まで走り切れる」と、汗をぬぐった。

毎日新聞埼玉版)