埼玉の高校生は5人 213人がプロ野球志望届

 日本高野連全日本大学野球連盟は15日、プロ入り希望選手に義務付けた「プロ野球志望届」の提出を締め切り、同日までに213人(高校113人、大学100人=15日午後5時現在)の届け出があったと発表した。

 埼玉関係は、高校では中村勝投手(春日部共栄)、堀込竜司(武南)、武田竜哉(川口青陵)、奥田ペドロ(本庄一)、瑞慶山翔平(所沢商)の5人が提出。大学では、深谷一高出の内山勇輝外野手(東京国際大)、越谷西高出の飯田達也投手(大正大)、立教新座高出の戸村健次投手(立大)らが届け出た。

 高校では米大リーグ挑戦か、日本のプロ野球入りかで注目を集める高校ナンバーワン左腕の菊池雄星投手が提出した。菊池投手は花巻東(岩手)を今春の選抜大会で準優勝に導き、ベスト4に進出した今夏の全国選手権大会では154キロをマーク。16、17日に日本のプロ12球団、19、20日に米大リーグ8球団と面談する。

 「プロ野球志望届」が未提出の選手は29日に開催されるドラフト会議で指名を受けることができない。米大リーグ球団と入団交渉したり、テストを受ける場合にも提出が必要。