滑川総合など県大会へ 秋季高校野球地区大会

(17日・熊谷公園ほか)

 北部代表決定戦と東西の1回戦計13試合が行われた。北部は、滑川総合がシードの本庄東に4−2で逆転勝ち。シードの早大本庄を下した桶川、成徳大深谷とともに県大会出場を決めた。

 西部は入間向陽が2−1で城北埼玉にサヨナラ勝ち。埼玉平成は延長12回に勝ち越し、5−4で川越を退けた。夏の甲子園に出場した聖望学園は、所沢を4−2で振り切った。東部では越谷西が8−0でシードの三郷北にコールド勝ち。春日部共栄花咲徳栄は好発進した。

 18日は、東西北部で計14試合が行われる。

◇1年生金子が決勝の2打点 滑川総合

 北部C組の滑川総合が7回に3点を奪い、シードの本庄東に逆転勝ちした。勝利を決める中越えの2点適時三塁打を放ったのは、1年生の2番金子だ。「練習でも外野を越えることはない。気持ちよかった」と照れた。

 故障で出遅れていたエース小田部も粘って2失点完投。五十嵐監督は「公式戦を多くやるのは自信になる」と県大会出場を歓迎した。

埼玉新聞