2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

はばたけ浦学:センバツ2012 甲子園に臨む選手たち/4

◇古里のみんなに雄姿を−−山根佑太外野手(1年) 広島市出身で、父がコーチを務めていたソフトボールチームで小学6年生の時にエースとして全国大会で優勝した。 中学から野球に転じ、「親元を離れることが自分の成長につながると思った」と浦学を選んだ。 …

浦和学院は初日に敦賀気比と対戦 選抜高校野球

第84回選抜高校野球大会(21日から12日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市内で行われ、2年連続8度目の出場となる浦和学院は、第1日の第2試合で2年ぶり4度目の敦賀気比(福井)との対戦が決まった。 浦和学院は、昨秋の県大会で3連…

浦和学院だより:きょう大阪入り 「やっとこの時が来た」

第84回選抜高校野球大会(21日から12日間・甲子園)の組み合わせ抽選会は15日午前9時から、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われる。 北海道、群馬など同一道府県から出場の2校は決勝まで、同一地区の出場校は少なくとも準々決勝ま…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(9)安室中堅手・野村投手

◇ここ一番で輝く足 安室健太中堅手 ベンチ入り最後の枠を勝ち取った安室。「メンバーとして戦えることはうれしい」と屈託のない笑顔を見せた。 「走塁と打撃で貢献したい」と誓うが、最も期待が高いのは走塁だ。 一塁コーチャーとして味方に指示を送るだけが…

はばたけ浦学:センバツ2012 甲子園に臨む選手たち/3

◇普段通りのプレー誓う−−木暮騎士(きぐれ・ないと)三塁手(1年) 昨年11月、関東大会優勝校として出場した明治神宮大会・愛工大名電(愛知)戦。四回2死一塁で打順が回ると、相手エースのアウトコースの直球を迷わず振り抜き、先制点を挙げた。 勝負強…

浦学で壮行試合 宮崎転校の1年「いつか甲子園で再会を」

浦和学院野球部で、来月から宮崎県延岡市に転校が決まっている長井滉次(こうじ)投手(1年)の壮行試合が13日に開かれ、1回3分の2を投げきった。長井選手は「最高の仲間に恵まれた1年間だった」と涙をぬぐった。 試合は、森士監督が専大松戸高(千葉…

浦和学院だより:ベンチ入り18人発表 佐藤が背番号1に

選抜大会開幕を8日後に控えたチームは13日午前、同校グラウンドで甲子園メンバー18人を発表した。 メンバーは昨秋の関東大会から3人が入れ替わった。前回大会でエースナンバーを背負い、昨秋は主に8番だった佐藤拓也が、背番号1に返り咲いた。左翼手…

「打」好調も「投」に不安 練習試合 専大松戸に11−9

浦和学院は13日午後、同校グラウンドで専大松戸高校(千葉)と練習試合を行い、11−9で勝利を収めた。 1−3の六回。2度のエンドランやスクイズなどで同点に追い付くと、竹村の三塁打で勝ち越しに成功。七回にも長短4安打にスクイズを絡め6点を追加し…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(8)西岡中堅手・西川捕手

◇感謝の春、結果で証明 西岡伸朗中堅手 俊足、強打、強肩―。三拍子そろい魅力たっぷりの西岡が外野の一角を狙う。 前チームでも明治神宮大会で背番号11を付けるなど、以前から選手としての資質は備えていたものの、「野球に対する考えが甘かった」。精神面…

森監督「全力で頑張る」120人が激励会、応援メッセージ渡す

春のセンバツに出場する浦和学院野球部の森士監督の激励会が13日、さいたま市で開かれた。森監督は「地元さいたまに恩返しできるよう、目の前の試合に全力で頑張る」と甲子園での必勝を約束した。 激励会は森監督を支援する会(近藤豊会長)が主催し、清水…

はばたけ浦学:センバツ2012 甲子園に臨む選手たち/2

◇大舞台ほど気合が入る−−明石飛真一塁手(2年) 「ひゅうま」は、野球ファンの両親が漫画「巨人の星」からつけた。幼いころからボールを握り、打撃フォームについて先輩を質問攻めにし「野球小僧」とあだ名された。 仲間への気配りは人一倍。チームメートの…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(7)吉川三塁手・山根左翼手

◇右腕回し、好走塁導く 吉川智也三塁手 捕球から送球に至るまでの堅実さが持ち味の三塁手。当然、定位置奪取を目指し練習に励む吉川だが、もう1つの顔がある。新チームから務める三塁コーチャー。その重要性を昨秋の関東大会で、再認識させられた。 準決勝…

はばたけ浦学:センバツ2012 甲子園に臨む選手たち/1

第84回選抜高校野球大会は21日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。関東・東京地区代表の浦和学院は2年連続8回目の出場となる。「一戦必勝」を掲げ、甲子園の大舞台に臨む選手たちを紹介する。◇借りはマウンドで返す−−佐藤拓也投手(2年) 昨…

浦和学院だより:練習試合 打線爆発で大勝 国士舘に9-0

チームは12日、同校グラウンドで国士舘高校(東京)と練習試合を2試合行い、昨秋の主力が出場した第2試合は9−0で圧勝した。打線は本塁打2本を含む、12安打9得点。投げては4投手のリレーで相手打線を5安打無失点に抑えた。 試合は0−0で迎えた五…

「一戦必勝で戦う」 浦和学院・森監督ら知事を表敬

21日開幕の第84回選抜高校野球大会に2年連続8度目の出場を果たす浦和学院高校のメンバーが12日、上田清司知事を表敬訪問し、晴れ舞台へ向けて決意を述べた。 訪問したのは小沢友紀雄校長、森士監督、明石飛真(ひゅうま)主将、笹川晃平副主将ら。同…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(6)森戸二塁手・伊藤投手

◇2年分の思い打球に 森戸佑樹二塁手 一球一球、気合を入れてフルスイング。森戸のフリー打撃は見ていると、爽快な気分になる。バットを高く構え、そこから刀を振り下ろすように最短距離で捉える。インパクトの位置を前にしたことで、持ち味の飛距離がさらに…

浦和学院だより:黙とうささげ決意新た 沖縄合宿終了

10日に沖縄合宿を終えたチームは11日、同校グラウンドで全体練習を再開した。 投手の犠打処理やけん制、挟殺練習などを行う3カ所フォーメーションを実施。続いて一、二塁、一、三塁、満塁(全て1死)に走者を置いたノックをこなした。 打撃練習では、…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(5)山口投手・渡邊投手

◇直球磨き開花の予感 山口瑠偉投手 「自分が全部投げて優勝する」と豪語する右腕山口。この春、ブレークの予感を漂わせる。 1年生ながら昨夏からベンチ入り。昨秋の県大会準決勝で公式戦初登板を果たすと、関東大会では初戦で前回の選抜覇者・東海大相模(…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(4)石橋左翼手・笹川右翼手

◇本番で誓う勝負強さ 石橋司左翼手 183センチ。左打席から放たれる打球は次々と外野の頭を超える。スケールの大きさは石橋がチーム一と言っていい。 小学3年で野球を始め、中学までは投手一筋。高校入学後、外野手に転向するとすぐに頭角を現した。1年…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(3)木暮三塁手・竹村遊撃手

◇弱点克服、打撃に磨き 木暮騎士三塁手 「もっと打率を残したい」。木暮は持ち味の打撃を磨くポイントを、右打ちの向上に求めた。 昨秋は打率2割7厘。出場11試合で6安打に終わったが、“意外性のある7番”として10打点を挙げ勝負強さを見せた。 関東大…

浦和学院だより:練習試合解禁 浦和学院、3−0で快勝

◇石橋が3安打2打点 沖縄合宿中のチームは練習試合が解禁となった8日、宮古島市の下地球場で宮古高校と2試合を行い、2勝した。 昨秋の主力が出場した第1試合は3−0で完封勝ちした。先発山口は4回を投げ、3安打無四球2奪三振。昨年の選抜でも投げた…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(2)明石一塁手・緑川二塁手

◇先頭立つ頼れる主将 明石飛真一塁手 「変に意識せず普段通りやりたい」。2度目の“春”とあり、明石はいい具合に肩の力が抜けている。 部員48人を束ねる頼れる主将だ。試合中、チームの危機を察知すると、森監督がタイムをかける前にマウンドにナインを集…

センバツ浦和学院 俺に任せろ(1)佐藤投手・林崎捕手

昨秋は県大会を3連覇すると、関東大会では一戦ごとに力を付けて2年連続で頂点に立った。春夏合わせここ5大会、甲子園での勝利から遠ざかっているものの、上級生の経験に下級生の勢いがかみ合えば全国制覇も夢ではない。大目標へ、“聖地”で主役の座を狙う…

浦和学院だより:きょうから沖縄合宿 8日から6試合

チームは5日から10日まで沖縄合宿を行う。前日の4日、同校グラウンドで約7時間の練習を行った。 午前は投内連係を入れたシートノックを実施。2日に降った雨の影響でぬかるんだグラウンド状況に、ナインはいつもよりも“足”を使うことを意識。その後は主…

浦和学院だより:佐藤2回1安打無失点 浦和学院・紅白戦

チームは3日、同校グラウンドで約7時間の練習を実施した。 午前中は、前日の雨の影響でグラウンドコンディションが悪く、室内練習場で木製バットを使いマシン打撃とティー打撃で振り込んだ。午後からはグラウンド整備をしてシートノック、紅白戦、走塁練習…

はばたけ浦学:「勝ちにこだわれ」 元社会人コーチが指導

◇日通野球部で活躍、難波さんと玉田さん センバツに出場する浦和学院野球部(さいたま市)を応援しようと、ともに社会人野球・日本通運(同)の元選手で、コーチも務めた難波貴司さん(46)と、玉田淳さん(49)が3日、同校を訪れ、選手を技術指導した…

浦和学院だより:室内練習3日連続に

選抜開幕まで3週間を切った。チームは2日、午後3時から約5時間の練習を実施。朝から降り続いた雨の影響で室内での練習となった。 アップ、ダッシュに続き、野手陣は打撃練習を重点的に行った。メンバー外の投手が手投げした球を打ち返し実戦感覚を養った…

はばたけ浦学:選手、陰で支え 女子マネジャー、活躍を願う

◇「思い切りプレーを」 食堂の掃除やごみ捨て、食事の準備など、浦和学院野球部の選手たちを陰で支えているのが4人の女子マネジャーだ。「みんなが思い切りプレーできるようにするのが私たちの仕事」と、4人は甲子園での選手たちの活躍を願っている。 マネ…

はばたけ浦学:選手の体調、食事で管理 コーケン南理事長

◇「万全で送り出したい」 浦和学院野球部の食堂には、選手の名と体重や体脂肪率、各選手がノルマとして食べるべきご飯のグラム数を示した紙が張られている。食べ終えた空の茶わんは1杯ごとに「確認、お願いします」と監督やコーチに見せる徹底ぶりだ。選手…

はばたけ浦学:森監督にエール 小学生時のそろばん教室

春のセンバツに出場する浦和学院野球部を応援するポスターが、さいたま市浦和区の「そろばん教室USA」に掲げられた。教室の卒業生である森士監督を応援しようと張り出した。29日に教室を訪れた森監督は「応援に応えられるよう頑張ります」と甲子園での…